日々コスメ好日

素敵なコスメとの日々の出会いを綴ります

【優秀なプチプララメシャドウ】エチュード/「グリッターロックアイズ」レビュー

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 先月エチュードから、新しくラメ系アイシャドウの「グリッターロックアイズ」が全10色発売されました。
 発売直後にPK003一色を購入後、使い勝手が良かったため、更に最近2色購入しました。
 以下、他ブランドのアイシャドウとの比較も兼ねて、このアイシャドウについてレビューを記します。

 

 

エチュード/グリッターロックアイズ

・価格:1,000円(税抜)
・色:PK002フラワーシャワー、OR201サンキス、BR401ライオンクイーン
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 

◼️パッケージと似ているアイシャドウについて

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 パッケージは光沢感のある容器で、初めて見た時はボビィ・ブラウンのリュクスアイシャドウを思い浮かべました。
 実際私はボビィ・ブラウンのリュクスアイシャドウが好きで何個か所有しているのですが、パッケージだけでなく、中身のラメ感も近いものを感じます。おそらく、グリッターロックアイズは、ボビィ・ブラウンのリュクスアイシャドウをベンチマークとして作られたのではないでしょうか。
 ちなみに似たパッケージの韓国コスメでは、CLIOの有名なプリズムエアアイシャドウもありますね。


◼️色と質感について

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 ラメ系アイシャドウには、ギラギラ系としっとり濡れツヤ系、この2種類に分けられると個人的に思っているのですが、このグリッターロックアイズは、塗れツヤ系とギラギラ系の中間という感じかなと思います。
 私はまず最初にベージュピンク系のPK002フラワーシャワーを購入し、その後オレンジ系のOR201サンキスと、赤みブラウン系のBR401ライオンクイーンを購入しました。
 ちなみに粉質はお値段にしては良い方だと思いますが、ボビィ・ブラウンのリュクスアイシャドウのしっとりさに慣れていると、ラメ飛びが少し気になりました。
 あとプチプラのラメアイシャドウによくある「時間が経つと色味が薄くなってラメ感だけが残りやすい問題」も、このアイシャドウにはあります。
 なので、プチプラでのラメで遊んでみたい人にはおすすめできますが、ラメアイシャドウに品質を求める人にはおすすめしないです(そういう方にはボビィ・ブラウンとかの方が結局コスパが高く感じると思います)。

 

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・PK002フラワーシャワー
 ピンクベージュをベースに多色ラメが輝く透明感あるカラー。肌に塗ると、これ自体ではあまり色は乗らず、ラメの輝きだけが足せるカラーです。下に塗るアイシャドウの色味を選ばないカラーなので、輝きをまぶたに足したい時に便利で、使い勝手が良いです。
 公式ではイエベ向きでもブルベ向きでもない、ニュートラル系とされてるカラー。
※ちなみに最初に買った後、収納したはずが今見たら無かったので、他2色との比較スウォッチが撮影できませんでした。

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・OR201サンキス
 手に塗ってみた時に、一番かわいい!と思ったのがこのカラー。オレンジ系ですがコーラルっぽさもあります。グリッターロックアイズの中ではラメが小さめで、色味が出やすいカラー。
 公式ではウォームトーン(イエベ向け)とされてるカラーですが、オレンジというよりコーラルに近いし、色味の発色がシアーなので、オレンジが苦手なブルベの人もいけるんじゃないでしょうか。

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・BR401ライオンクイーン
 赤みブラウンをベースにゴールドや多色ラメが輝くカラー。
 店頭に手で塗った時に「ボビィ・ブラウンのリュクスアイシャドウのヒートレイに似てるな」と思ったんですが、家に帰って塗ってみたら本当に似てました。
 ヒートレイとの違いは、ライオンクイーンの方がラメがやや大粒で若い人向けの印象で、ヒートレイの方はラメがゴールドなので、イエベの私にはヒートレイの方が肌馴染みが良いです。
 ヒートレイは「ラメアイシャドウがゴミ化する現象」で苦手だった私に、ラメアイシャドウの魅力を教えてくれたアイシャドウ。それゆえヒートレイに比べると、どうしても粉質も質感もライオンクイーンは及ばないと感じてしまいます。
 しかし、それでもラメも発色も似ているので、ボビィ・ブラウンの代わりに試してみたいという人には、このライオンクイーンは中々おすすめだと思います。

◼️動画

ラメ感が上手く伝わらないので、動画を撮ってみました。LIPSのポスト四枚目にUPしています。動画の方が、エチュードのライオンクイーンとボビィのヒートレイが似てるのが分かると思います。

lipscosme.com


◼️おわりに

 夏のまぶしい日差しの下では、ラメアイシャドウの輝きがいっそう美しく見えるので、今の時期にはピッタリのアイシャドウだと思います。
 お値段が可愛いので、気軽に好きな色で遊べるのも、すごく魅力的なところです。

 

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 全然関係ないですが、一緒に買ったルックアットマイカフェ(マットタイプのアイシャドウ)が、秋らしくて良かったです。一個460円にしては粉質が良すぎるし、特にレンガ色のBR422はよく売り切れているので、見掛けたら購入をおすすめしたいです。B407は黄土色みたいなベージュブラウンでベースカラーにできるし、BR419は鼻根のノーズシャドウにも使えます。

【甘めピンクなショコラの目元】リンメル/ショコラスイートアイズ「105 いちごミルクショコラ」レビュー

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 8/14にリンメルよりPLAZA限定のショコラスイートアイズの新色、いちごミルクショコラが発売になりました。
 今までのショコラスイートアイズは、クール系やきれい目向きのカラーが多かった印象ですが、こちらのカラーは名前の通りの甘めカラー。
 ショコラスイートアイズはプチプラの中でも好きなアイシャドウだったため、昨日たまたまPLAZAに行ったらすでに販売されていたので、購入し、早速使用してみました。
 以下、このアイシャドウについてレビューを記します。

www.instagram.com 公式insinstagramより

 

 

■リンメル/ショコラスイートアイズ

・価格:1,600円(税抜)
・色:105 いちごミルクショコラ(PLAZA限定色)
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 ショコラスイートアイズは以前ブログとLIPSで特徴を記載したので、良ければお読みください。

mayaoyama.hatenablog.com


◼️色と質感について

 先月リンメルからは和菓子モチーフのアイシャドウ2色が出たばかりですが、今回の新色はPLAZAのみの店舗限定の展開です。
 粉質は他のショコラスイートアイズと特に変わらず、プチプラにしてはしっとした粉質と、ツヤ感のあるパールやラメが入っています。

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 各色から見ていくと、一番上(A)はハイライト・ベースカラーのホワイトパールカラーです。最近のアイシャドウパレットに入っているベースカラーは、大体白よりもベージュやクリーム色など、肌色に近いものが多いと思います。しかし、これは黄みやピンクみのない、白ど真ん中の白です。正直こういうカラーがベースに入ってると、ひと昔前のアイシャドウっぽい古臭さを感じてしまったのですが、ブラシでふんわりまぶたにのせると、そこまで白という感じでもなく、適度にまぶたがトーンアップしました。ただやはりベースカラーとして使うには、好き嫌いが分かれそうカラーだと思います。
 2番目(B)はブラウンがかったオレンジというか、少しテラコッタっぽさも感じるカラー。見た目よりも黄みが強く発色するのが意外でした。1番目(A)と3段目(C)の見た目が一見クールトーンっぽいカラーだったので、最初はこのパレットはブルベ向きかと思っていたのですが、2段目は予想外にかなり黄み系のカラーです。
 3番目(C)がこのパレットで一番目を引くアクセントカラーで、甘酸っぱい苺のような、赤みピンクです。青みは殆ど感じず、寧ろ私の肌では若干の黄みを感じます。このピンクは結構発色が良いかと思いきや、割とふんわり柔らかめに発色します。なので、甘めなんだけども、大人が使える程度の糖度を抑えたピンクカラーという感じ。
 ところで話は逸れますが、この3番目のカラーは今の秋コスメの発売時期にしては季節的に違うというか、春コスメのような印象を受けます。もしかしたら、このカラーはもともと春発売予定だったのが、コロナ禍で今の時期の発売になったのでは…とふと思いました(真相は分かりませんが…)。
 4段目左(D)はアイライナーとして使える濃いめのブラウン。このパレットの中では一番暗いカラーなのですが、適度な透け感を感じます。他のショコラスイートアイズのこの箇所のカラーはもっと暗いものが多いので、敢えて軽めの質感に設計されているのではないかと思いました。
 4段目右(E)はハイライトカラーで、上まぶたの中央や、黒目の下に部分的にのせると、目が潤んで見えるラメ。他のショコラスイートアイズと同様、この色は殆どつかず、ラメだけが乗る色です。特にこのパレットのカラーは、ベースがほぼ肌色のベージュなので、広めに塗ってもそこまでトーンアップはしません。

 ピンク系パレットということで、最初はクールトーンのパレットなのかな…と思っていましたが、1段目(A)以外は寧ろウォームトーンの色味だと思いました。
 逆にいえば、この色味の配色だと、パレットの中で1番上(A)のホワイトだけが少し浮いて見えるので、パレットとして見た時にバランスが微妙に感じます。
 少し甘めのピンク系パレットをお探しのイエベの人には合いそうです。ただベースカラー(A)はふんわりブラシでのせて、あまり発色させない方がバランスが良く仕上がりそうです。


◼️おわりに

  先月もショコラスイートアイズ2色が発売になったばかり。そして先週は新色リップも発売されたのに続き、今回の新色アイシャドウ発売ということで、最近のリンメルの新商品の発売ラッシュには驚きます。
 来月の9/4には、ロイヤルヴィンテージアイズの新色2色と、ショコラスイートアイズのPLAZA限定色が更に発売されるらしいので、そちらも楽しみです。

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リンメルのモデルさんのメイク写真はいつも素敵。

 

www.fashion-press.net

【深みのあるヌードなまざなし】ベアミネラル/ジェン ヌード アイシャドウ パレット「ラテ」レビュー

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 今月、ベアミネラルのジェンヌードアイシャドウパレットより、新色「ラテ」が発売されました。
 ベアミネラルは去年のクリスマスコフレのパレットで、ミネラルコスメらしからぬ、しっとりとした上質な粉質を知り、アイシャドウの素晴らしさに気づいたのですが、このジェンヌードアイシャドウパレットも予想以上に良かったです。
 以下、このアイシャドウについてレビューを記します。

 

ベアミネラル/ジェン ヌード アイシャドウ パレット

・価格:4,800円(税抜)
・色:ラテ(新色)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 

◼️ジェンヌードシリーズについて

 ベアミネラルのジェンヌードシリーズは、アイシャドウ以外にリップなどもあるのですが、このジェン(gen)とは、遺伝子(Gene)、年代(Generation)、性別(Gender)等を意味し、それらを越えた多様性を志向するコスメであることを意味しています。
 昨今はジェンダーニュートラルなコスメが増えてきたり、コスメのモデルに男性などを起用する傾向が増えてきており、そういう時代の流れを敏感に掬いとってコスメとして商品化する、ベアミネラルというブランドの情報感度の高さを感じます。
 パッケージもミニマムで洗練されたデザインで、女性以外も持ちやすい雰囲気なのが、個人的に好感度が高いポイントです。

 

◼️色と質感について

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 この「ラテ」は今回新色として日本では発売されましたが、もともとは海外では既存色として発売されていたカラーです。
 全体的にウォームトーンの黄み系パレットです。同じジェンヌードシリーズには、「コッパー」というカラーもウォームトーンのカラーなのですが、コッパーは赤み系カラーも入っていて、この「ラテ」の方がより黄み系に特化したパレットかと思います。
 2色×3段の縦長の構成で、1段目左(A)のFRINGEDは黄みの強いゴールドでベースカラー向き。1段目右(B)のDESTINYは赤いピーチベージュでハイライト向き。2段目左(C)のFIREFLYはオリーブがかったゴールドでこちらもベースカラー向き。2段目右(D)のFEELSは赤みのあるコッパーブラウンでアクセントや締め色向き。3段目左(E)のSOLSTICEはテラコッタブラウンで、同じくアクセントカラーや締め色向き、3段目右(F)のSPIRITは深いココアブラウンで、アイライナー向きのカラー。
 どの色を組み合わせて使っても馴染む構成になっているのに、何通りものメイクができるのが、パレットとして優秀だと思います。
 また、粉質はミネラルコスメにありがちなパサついた粉っぽい感じではなく、しっとりとした粉質で、粉飛びがしにくいです。
 ミネラルコスメのアイシャドウの粉質が苦手な人も、満足できる粉質ではないかなと思います。

 私はブラウン系パレットというと、似たような仕上がりにしかなりにくいものが多く、退屈というイメージがあったのですが、このパレットは違います。
 組み合わせやすいのに、どの色をメインで使うかで印象が違うメイクができるため、これ1つで毎日のブラウンメイクをやってみても、毎日違う印象に仕上げられるため、飽きがこない点が素晴らしいと思います。


◼️おわりに

 ヌード系パレットはつまらなさそうなイメージがして、あまり持っていなかったのですが、これはヌード系パレットなのに、アイシャドウを塗る楽しさを感じられます。
 粉質も良く、毎日のオフィスメイクなどでも使えるので、他の色も購入したくなってきました。
 

【秋を感じるボルドーカラー】ポール&ジョー/アイカラーデュオ「02 イブニングドレス」レビュー

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 秋はいつも深みのある色味のコスメに惹かれがちなのですが、今年の秋コスメで私のツボにドストライクだったのが、ポール&ジョーの秋コレクションとして発売された、アイカラーデュオの「イブニングドレス」。シアーな質感のラメに、シックなボルドーカラーで、すごく今っぽいオシャレな色で、一目惚れしました。
 以下、このアイシャドウについてレビューを記します。

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今回のアイシャドウはケースが別売りで、限定のプリント柄のケースもあります

 

■ポール&ジョー/アイカラーデュオ

・価格:リフィル3,000円、ケース1,000円(税抜)
・色:02 イブニングドレス(新色)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 

◼️色と質感についてf:id:MayAoyama:20200809030905j:plain

  この秋コレクションで新発売されたアイカラーデュオは全8色で、全て新色となっています。
 公式サイトでは、このアイシャドウは「しっとりフィット。重ねてもくすまない。目もとを着替えるカラーレイヤード」ということ。
 確かにこの「イブニングドレス」の左のレッドも、色味自体は深みがあるボルドーカラーなのですが、ボルドーにしては明度も彩度も低すぎず、適度にラメが入っており、今っぽい透け感があるので、目元が重くなりすぎません。
 私のパーソナルカラーはオータムですが、肌色のせいか、アイシャドウとチークは分かりやすいオータム向けカラーより、スプリング向けの方が合いやすいことが多いのです。
 そのため、このいかにも秋めいたカラーが暗すぎないか、あるいはくすみが強すぎないか、最初不安だったのですが、そこはクリアな色味が得意なポール&ジョーらしく、くすみカラーが苦手な人でもいける程度のくすみ感です。
 また、くすみが苦手な人は、右のハイライトカラーをしっかり目につけると、くすみ感の調整ができます。

 ボルドーのアイシャドウは難易度が高い、と思ってる人に、試してみて欲しいカラーです。

 買うきっかけになった、Instagramの動画のモデルさんのメイクも、すごく素敵です。

 

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◼️おわりに

 これまで4~5色のアイシャドウパレットが主流だったと思うのですが、最近のメイクの世界的なトレンドは数色のカラーを使い、グラデーションで目を大きく見せるよりも、一色を重ねて淡いグラデーションにしたり、ヌーディなカラーを使う方向に行っているように思います。
 その意味ではこのような2色アイシャドウのパレットをアイメイクに取り入れるだけで、すごく今っぽい仕上がりになります。
 他のカラーもとても魅力的な色が多いので、目元に季節感とオシャレなニュアンスが欲しい方には、このアイシャドウをおすすめします。

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【金箔のような輝きのアイシャドウ】SUQQU/デザイニングカラーアイズ「133 蜻蛉玉(限定色)」レビュー

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 昨日8/1発売のSUQQUの秋コレクションは、日本のガラス工芸品の蜻蛉玉がインスピレーションということで、透明感と輝きに溢れるアイテムが発売されました。
 チークパレットやスティック型ハイライトなど、新発売されたアイテムの中から、私はアイシャドウパレットの限定色「蜻蛉玉」をこうにゅう。
 以下、このアイシャドウについてレビューを記します。

 

SUQQU/デザイニングカラーアイズ

・価格:6,800円(税抜)
・色:133 蜻蛉玉(限定色)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 

◼️色と質感について

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 金箔をイメージしたアイシャドウということで、どのカラーもチラチラと輝くゴールドラメが美しいパレットです
 左上(A)はラメ感が強いゴールドベージュ、右上(B)は程よくツヤのあるコッパーオレンジ、左下(C)は鮮やかなパープルピンク、右下(D)は透け感のあるグレーカーキ、という構成。
 パッと見、左下(C)のパープルピンクが目につくので、クールトーンのパレットかと思いきや、全体的には黄みのアンダートーンを感じる色の構成で、ラメもゴールドなので、肌にのせるとむしろウォームトーン系のパレットというのが分かります。 
 パープルが苦手なイエベの人は多いと思うのですが、むしろパープルが苦手にこそ、敢えておすすめしたいパレットです。
 SUQQUの限定色のアイシャドウパレットは、通常色よりも粉質がよろしくないと感じる事がたまにあるのですが、今回の蜻蛉玉は通常色とそこまで変わらない使用感です。ラメ系カラーのラメ落ちもあまり感じないので、SUQQUの他のパレットとそこまで粉質が落ちるという感じでもないです。
 

◼️似ているアイシャドウについて

 今回の蜻蛉玉は、パープルとグリーン系が入っているパレットなので、同じくSUQQUの2018年の限定色の涼秋桜と似ているかな…と最初思ったのですが、使ってみたら別物でした。
 涼秋桜はタッチアップして購入しなかったのでスウォッチが載せられないのですが、涼秋桜は全体的にアンダートーンがクールトーンだった為、イエベの私には結構難しかったという点で、ウォームトーンの蜻蛉玉とは全然違います。また蜻蛉玉は涼秋桜よりもはっきりめの発色で、ゴールドラメのツヤ感も強いので、全然別物という印象を受けました。

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蜻蛉玉とアフリカンバイオレットの比較スウォッチ

 手持ちのアイシャドウの中で一番似ていると思うのは、トム・フォードのアフリカンバイオレットです。
 比べてみたらよく分かるのですが、特に蜻蛉玉の左下(C)のパープルピンクと、アフリカンバイオレットの左上(E)のパープルは、色味がかなり似ています。ただし蜻蛉玉の方がラメ感が強いので、ツヤ系で軽い仕上り、アフリカンバイオレットはツヤがあまりないので、色自体が前に出てくるタイプのアイシャドウです。
 ということで、ツヤ系が好きなら蜻蛉玉、色味自体を楽しみたいならアフリカンバイオレットがおすすめかな、と思いました。


◼️おわりに

 私はパープル系が大体鬼門なパーソナルカラーなのにパープルに挑戦し続けてるのですが、蜻蛉玉はパープルの青みが苦手なイエベの人にもいける(というかむしろイエベ向き)アイシャドウだと思います。
 秋の柔らかい日差しに映えそうな、ツヤ感と透明感があるカラーが入った魅力的なパレットです。限定色ですので、気になっている方はお早めの購入をおすすめします。

【和菓子モチーフのアイシャドウ】リンメル/ショコラスウィートアイズ新色「あずきミルク&きなこラテショコラ」レビュー

 

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 リンメルの人気アイシャドウ、ショコラスウィートアイズより、7/24に新色の「あずきミルクショコラ」と「きなこラテショコラ」が発売されました。

 リンメルのアイシャドウはプチプラなのにモード感があり、センスがよいカラーアイテムがあるので私も好きなのですが、今回の新色アイシャドウ2色は秋にぴったりな暖かみのあるくすみカラーだったので、前からチェックしていて、発売日に購入し、早速使ってみました。
 以下、この新色2色についてレビューを記します。

 

■リンメル/ショコラスウィートアイズ

・価格:1,600円(税抜)
・色:20あずきミルクショコラ、21きなこラテショコラ
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 

◼️あずきミルクショコラについて

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 赤みのあるアクセントカラーが特徴の、くすみブラウンパレットです。
 一番上(A)はベースカラーのオレンジベージュ、2段目(B)はまぶたに陰影を与えるシェードカラーのブラウンで、私の肌ではややカーキブラウンぽく発色します。3段目(C)はくすみレッドで、ほんの少しだけ青みのアンダートーンを感じます。4段目左(D)はアイラインカラーで僅かに赤みを感じる濃いブラウン、4段目右(E)はハイライトカラーのラメ系ベージュカラーです。
 きなこラテショコラと比べると、全体的にワントーン位明るめの発色で、透け感があり、夏にも使っても重くならないパレットだと思いました。なんとなく、デパコスだとトム・フォードのボディヒートを思い出しました。

 

◼️きなこラテショコラについて

 きなこラテって、もうショコラじゃなくてコーヒーなのでは?というツッコミは置いておいて。名前の通り、全体的に黄みよりのイエローオレンジ系のブラウンパレット。
 1段目(F)はベースカラーのイエローベージュ、2段目(G)はアクセントカラーのオレンジみのあるカッパーブラウン、3段目(H)は黄みよりのショコラブラウン、4段目左(I)はアイラインに使える暗いブラウン、4段目右(J)はハイライトカラーのラメ系のコーラルベージュです。
 あずきミルクショコラに比べると、あまり透け感はなく、深みを感じさせる色の構成という印象。
 デパコスでいうと、トム・フォードのサスピションに近いものを感じます。

 たまたまなのか分からないのですが、今回の新色2色は、デパコスでいうとトム・フォードのボディヒートとサスピションに色味の類似を感じるので、モード感のあるデパコスをベンチマークとして、色味の開発をしているのかな…という印象を持ちました。
(もちろんトム・フォードと比べると粉質や色出しは全く違いますので、単純に比較できないと思います)

 プチプラということを考えると、センスを感じる配色かつ、粉質もよいため、お値段以上の満足感を感じました。
 デパコスのセンスの良いアイシャドウパレットは、オシャレな色だしゆえに、オフィスメイクにはハイセンスすぎて向かないこともありますが、こちらのアイシャドウは程よいセンスがありつつも、あくまで日常使いできる親しみやすさがある、というのがポイントだと思います。


◼️ショコラスウィートアイズの特徴について(似ているアイシャドウと比較) 

 ショコラスウィートアイズは他にも持っているのですが、レビューするのが初めてなので、特徴を記しておきます。
 プチプラにしてはしっとりとしたパウダーアイシャドウらしからぬ粉質で、比較的粉飛びが少なく、また色持ちもプチプラの中ではかなり良い方だとおもいます。
 同じリンメルのアイシャドウパレットだと、以前LIPSでレビューしたロイヤルヴィンテージアイズよりも、さらに粉質が良いと思います。色味がハッキリめなのがロイヤルヴィンテージアイズ、粉質がしっとりしていてオフィスメイク向きなのがショコラスウィートアイズかな、と思います。

 この2色に限らず、ショコラスウィートアイズは、全体的にラメやパールが入っていて、ブラウンパレットにしては比較的華やかな仕上がりになるのが特徴。

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エクセルのスキニーリッチシャドウとリンメルのショコラスウィートアイズ比較

 別のブランドだと、エクセルの人気のスキニーリッチシャドウと粉質が似ています。
 画像は色味が似ていると言われている、リンメルのショコラスウィートアイズのブルーベリーショコラと、エクセルのスキニーリッチシャドウのピオニーブラウンを比較した時の画像です。どちらもパープルブラウン系の色味です。
 スキニーリッチシャドウよりも、ショコラスウィートアイズの方がパープルの色味がはっきり出ているのと、スキニーリッチシャドウよりもショコラスウィートアイズの方が、ラメやパールが強めなのが分かるかと思います。
 スキニーリッチシャドウの方がパール感やラメが控えめなので、よりフォーマル向けと言えます。ショコラスウィートアイズはスキニーリッチシャドウよりもツヤ感や色の発色が強めなので、華やかな目元になります。
 ちなみに粉質はスキニーリッチシャドウの方がさらにしっとりめで、粉飛びも少ないため、個人的にはスキニーリッチシャドウの方が粉質は好きです。
 
 ちなみにショコラスウィートアイズはショコラの香りが特徴ではありますが、香りつきコスメがあまり好きではない私がそこまで気にならない程度の香りなので、香料が苦手な人もいけるのでは…と思います。

 

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◼️おわりに

 今回のリンメルのショコラスウィートアイズ新色は、センスを感じる色の構成で、ブラウンアイシャドウに飽き気味の私も満足できました。
 プチプラコスメは気軽に試す感覚で使えるので、毎日のオフィスメイクの気分転換に使いたいと思います。

【目元も紅葉に染まる秋】セルヴォーク「ヴォランタリーベイシスアイパレット」EX-03レビュー

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 「顔のオシャレ偏差値を上げたいなら、セルヴォークの最新コレクションを買っておくのがよい」というようなことを、このブログで過去に言った気がします。


 セルヴォークは他のブランドにはない、絶妙なカラーアイテムが毎回発売されるので楽しみにしているのですが、2020年の秋冬コレクションも、8月1日より大変素敵なアイテムの数々が発売されます。
 秋の温もりの気配を感じるリップも素敵だったのですが、私はイチョウのような鮮やかな限定色のイエローアイシャドウパレットに一目惚れ。今週末からの先行販売で一足お先にゲットしました。
 以下こちらのアイシャドウをレビューに記します。

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ミニマルな外装パッケージデザインも好き


■セルヴォーク
「ヴォランタリーベイシスアイパレット」

・価格:6,200円(税抜)
・色:EX-03 ムーンサウンド(限定色)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)


◼️色と質感について

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 ヴォランタリーベイシスアイパレットは、クリームとパウダーの違うテクスチャーのアイシャドウが入っているのが特徴。
 他のブランドにもパウダーとクリームの両質感が入ったアイシャドウパレットはありますが、私がこのパレットを使い始めるまでは、何が良いのか分からないというか、この手のパレットには懐疑的なところがありました。

 左上(A)のクリームアイシャドウは、パールとラメの入ったシアーな透け感のあるゴールドイエロー。右上の(B)のパウダーアイシャドウは、紅葉したイチョウの葉のような黄みの強いイエローで、わずかにラメが入ったソフトマットな質感。左下(C)のクリームアイシャドウはふんわりとした発色の紅葉のようなレッド、左下(D)のパウダーアイシャドウは、透け感のあるラメの入ったブラックで、アイライン的に目の際に締め色として使えるカラー。
 
 他のブランドにはあまりない、珍しいくらいガッツリ黄みが強いカラーが特徴のパレットかと思います。
 私のパーソナルカラーはオータム(スプリング寄り)なので、こういうイエローは得意な方ではあります。
 しかし、並みのふんわり発色のイエローアイシャドウだと、良くも悪くも肌色に馴染みすぎて、上手くイエローが発色しないというイエベの人は、結構多いのではないかなと思います。
 しかしこのアイシャドウの左上(B)の黄みカラーは彩度も明度もかなり高く、濁りのないイエローなので、私みたいな黄みが馴染みやすい肌でもしっかり発色し、存在感を主張してくれます。
 今日のアイメイクはこのパレットを使って、上の段の2色を使ってアイホールにしっかり黄色を塗った後に、左下(C)のクリームアイシャドウのレッドを目尻を中心に重ねたのですが、重ねた時に色が変わるのが本当に素敵なのです。
 画像はCをベースにBを上から重ねてみたのですが、BのイエローにCの赤みが加わり、イエローがオレンジっぽく発色しているのが分かるでしょうか……。
 見てる時は分からなかったのですが、このアイシャドウは重ねた時に色味が変わり、それぞれ重ねる度合いによって、黄色い紅葉が赤く染まりゆくように、イエローからオレンジ、オレンジからレッドへ……というグラデーションが表現できるようになっているのですね。
 これが本当に素敵で、私の目元に一気に秋がやってきたので、ちょっと感動しました。

 これがパウダーアイシャドウだけのパレットであれば、ここまでの色の化学反応は起きなかったと思うので、ヴォランタリーベイシスアイパレットならではの色表現だと思います。

CYANのInstagramでこのパレットを使ったメイクがUPされてて、かわいかったです

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◼️おわりに

 それぞれの色も魅力的なのですが、色と色が合わさった時に、目元に紅葉する秋の景色が表現できるという色遊びが楽しいアイシャドウパレットというのは、私にとって初めての体験です。
 コスメの新作を買うとき、昔よりも季節感というのを気にするようになってきたのですが、そんな今の自分に出会うべくして出会ったパレットだと思います。
 このアイシャドウでメイクをして、今年の秋は紅葉狩りに出掛けたいなぁ、と今からワクワクしています。

 

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・余談:今日から予約開始のSUQQUの秋コレを無事予約して来たので、来週受け取りに行くのが楽しみです。