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【全色コンプリートしました】 マキアージュ/ドラマティックスタイリングアイズSレビュー

■マキアージュ/ドラマティックスタイリングアイズSレビュー

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今年7月にドラマティックスタイリングアイズSが新発売した際、ストロベリーティーをまず買ってLipsにもレビューをUPしており、その時は「悪くないけど無難なアイシャドウ」という印象でした。
しかしその後、仕事などで超忙しかった時期に、平日朝の時短メイクにこのアイシャドウが大活躍。
少しずつ買い足していくうちに、気がついたら、全5色をコンプリートしていました…。
せっかく全色揃えたので、今日はこのアイシャドウの色味の比較や、何が魅力なのかを、以下レビューしたいと思います。

■マキアージュ/ドラマティックスタイリングアイズS


・色番:OR331 マンゴーティー、RD332 ストロベリーティー、BE233 キャラメルミルクティー、BR734 マロンティー、VI735 ソイラベンダーティー
・価格:2,800円(税抜)
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 

■このアイシャドウの魅力


最初は「無難~」とか正直思ってたし(Lipsのレビューでもそう書いた)、メイクが好きな人からすれば、やはりそう見えるタイプのアイシャドウだと思います。というのも、普通のアイシャドウパレットって、塗り方や色の組み合わせにもっと自由度があって、そこがアイメイクの楽しさに繋がってると思うから…
しかし、このアイシャドウは順序にしたがって、決まったカラーの決まったグラデを作るので、そういうアイメイクの自由度というのはありません。だから塗るのが楽しいアイシャドウではないです。
ではなぜこのアイシャドウを全部揃える位、私が気に入ってるのかというと、「時短できる」と「色が洗練されている(ドラコスにしては)」と「どの色も大体似合う(失敗しない)」という三点が圧倒的に大きいです。
特に時短できるというのは、朝が極端に弱く、頭があんまり働いていない私のような人間には大変助かります(特に忙しい平日朝)。塗り方の自由度が低いというのは、裏を返せば、塗る時に考えなくても良いという「楽さ」があるということ。朝のぼんやりした状態で塗っても、すぐ塗れて失敗しないというのは、めちゃくちゃ楽チンです。
以上が私がこのアイシャドウを平日にヘビロテしてしまう理由です。

 

■公式推奨と私のオススメの塗り方

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パッケージ裏の塗り方説明

このアイシャドウはブラシのひと塗りでグラデができるというのがウリで、公式でもその塗り方が推奨されています。
ただその塗り方ではグラデの強弱が弱く、そこまでグラデになっている感じにはなりません。なので私は自分で試行錯誤で見つけた、デカ目効果が高い塗り方で塗っています。
以下、公式推奨の塗り方と、私のオススメの塗り方をそれぞれ載せます。

・公式推奨の塗り方(所要時間約1分、時短重視)

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公式推奨の塗り方(時短重視)

パッケージに推奨されている塗り方の手順としては、まずクリームタイプのベース(A)をまぶた全体に塗ります。
右のメインカラーは上が薄く、下が濃いというグラデーションに色の濃淡がついています。このグラデーションの中間あたり(C)をブラシでコピーするようにつけて、まぶたに塗ります。つまり、附属のブラシでメインカラー(C)を横に撫でる感じでつけて、それをまぶたに横スライドさせるように塗ります。
(この時、ブラシで撫でるCの部分を上にすれば淡いグラデ、下の方にすれば濃い色のグラデ…という風に調節ができます)
そして最後にチップでBのハイライトカラーをまぶたの中央のせれば、アイシャドウ終了です。
このやり方だと両目で一分以内で終わるので、時短重視の塗り方と言えるでしょう。

・私推奨の塗り方(所要時間約2分、デカ目重視)

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私推奨の塗り方(デカ目効果重視)

私の塗り方はハッキリしたグラデを作り、目の輪郭をしっかり際立たせるのを目的としています。
やり方としては、まず左側Aのベースカラーをまぶた全体に伸ばした後、ブラシで右側上部Bの淡いカラーを上まぶた全体にのせます(濃い色はブラシでのせません)。それからチップで右側下部Cの濃いカラーを二重幅~目のキワに塗り、ぼかします。つまり薄い色と濃いカラーは、別々に塗ります。こうすることによって、公式推奨のやり方よりもグラデの強弱がはっきりつくので、目の輪郭が際立ち、デカ目効果がUPします。
そして最後に左側のハイライトカラー(D)を指に乗せ、さっと上まぶたの中心辺りにのせて、完成です。

 

■公式の各パーソナルカラーごとのおすすめカラー


ドラマティックスタイリングアイズSは、パーソナルカラー(以下PC)ごとにおすすめカラーがあり、自分のPCが分からない人には、公式サイトで画像の目の色を診断し、おすすめカラーを出してくれるアプリもあります。
(※所謂デジタル診断かつ目の色しか見ていないので、本物のPC診断と比較すると精度はかなり低いです)

■参考:運命のブラウンアナライザー(資生堂公式)

maquillage.shiseido.co.jp


実際のPCはオータムと診断されていますが、目の色が明るめの私は、公式のアプリ診断だとイエベ春向きの「マンゴーティー」やブルベ夏向きの「ストロベリーティー」をオススメされます。
が、全色持ってる私からすると、正直この診断結果はほぼ気にしなくて良いと思ってます。というのも、塗ってみたら私は全色いけたので…。
今回のアイシャドウはどのカラーもブラウンがメインで、それぞれブラウンにニュアンスを足すようなバリエーション。なのでブラウンが得意なイエベには、割とどの色も普通に顔に馴染むと思いますし、好みで選んで良いと思います。
逆にブルベの人は、色選びはちょっと気を付けた方が良いかもしれません。
以下は各色ごとのカラーの違いを記します。

 

■各色ごとの特色

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全5色のスウォッチ
・OR331 マンゴーティー

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公式では「イエベ春向き」とされているカラーで、オレンジ系のブラウンになります。が、オレンジというよりはやや赤みもあるコーラルっぽい色に私は発色します。五色の中では、カジュアルなファッションに合うカラーだと思います。

・RD332 ストロベリーティー

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最初に買ったのがこの色。公式ではブルベ夏向きとされており、ハイライトカラーが青みピンクなので最初の見た目のハードルが高いのですが、このハイライトカラーは色味が殆ど発色しないので、青みが苦手なイエベでもいけると思います。
ピンク系ですが、適度なくすみが入っているので甘くなりすぎず、お仕事メイク等フォーマルな場面でも使えるカラー。
ピンクのフェミニンさはありつつも、甘さ控えめな上品さが良いです。五色の中では一番ヘビロテしてるカラー。

・BE233 キャラメルミルクティー

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お仕事や就活面接向きメイク、フォーマルな場面でとにかく使えるカラーNo.1がこれ。失敗しにくさNo.1のカラーで、逆にいえば一番無難なカラーのとも言えます。
公式ではすべてのPC向きとされているカラーで、五色の中では、一番発色がシアーで淡めな、オーソドックスなブラウンアイシャドウ。
職場のドレスコードが緩めというのもあり、オーソドックスなブラウンアイシャドウを私は普段は使わないのですが、たまに急なお葬式などでフォーマルメイクをする必要があると、メイクに困ったりします。
そういうフォーマルな場面で、とりあえずこのカラーにしておけば間違いないという色。
発色がシアーで濃くならないので、普段のメイクで
は、リップやチークをメインにして、目元に抜け感を出したいメイクをする時にも活躍してくれます。

・BR734 マロンティー

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五色のうちでデカ目効果No.1のカラーだと思います。
というのも、他の四色のカラーの締め色(右側下部の暗いカラー)は、淡い色のカラーにそのまま暗いくすみを足したような色…つまり淡い色と濃い色があくまでも明度の違う同系統の色です。
しかしこのマロンティーは他のカラーとは違い、淡いカラーはゴールド系なのに対して、締め色はカーキブラウンです。なのでグラデにしたときの強弱が一番大きく出ます。
ゴールドとカーキブラウンという組み合わせがかなりオシャレなので、モードなファッションや、辛口カジュアルに合わせるメイクをする時に活躍してくれるカラー。
公式では「イエベ秋向き」とされているカラー。

・VI735 ソイラベンダーティー

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五色のうちで透明感No.1カラー。最後に買ったのがこの色です。公式では「ブルベ冬向き」とされているパープル系のブラウン。パープルはイエベの鬼門カラーなので、ハードルが高い色だと思っていました…。
が、こちらのパープルはそこまで発色が強くなく、またハイライトカラーがゴールドラメというのもあり、いざ塗ってみたら普通に私はいけました。
パープルの持つ透明感が目元にプラスされるので、一気に儚げな雰囲気になれるのがお気に入り。
ただ、下まぶたにガッツリこの色を塗ると、パープルが苦手な人は顔色が悪くなるので、そういう人は下まぶたにはピンクやコーラル等、血色感がある他のアイシャドウを塗るのがオススメ。
これに先日買ったクリニークの新色チーク「ベイビーマーブルポップ」を合わせると、透明感マシマシな儚げなフェイス(※自分比)になれます。
パープル系アイシャドウが苦手なイエベの人にも、試してみてほしいカラー。逆にブルベの人はハイライトカラーのゴールドと相性が宜しくない可能性があるので、ハイライトカラーは敢えて使わない方が良いかもしれません。

 

■おわりに


発売直後に買った時は、面白味のないアイシャドウパレットという印象があったのですが、平日朝の「いま何にも考えられない…」みたいなボーッとした頭でメイクをするには、非常に使い勝手が良いアイシャドウだと思います。
粉質は価格相応だと思いますが、色のオシャレ感と時短と価格の三点で見た時には、非常にバランスの取れたアイシャドウと言えるのではないでしょうか。
私みたいに朝が弱い人や、時短メイクを目指している人には、オススメしたいアイシャドウです。

 

マキアージュ ドラマティックスタイリングアイズS OR331 4g

マキアージュ ドラマティックスタイリングアイズS OR331 4g