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【日本未発売の限定品パレット】トム・フォード「ソレイユ・アイ&チークパレット(2018冬版)」レビュー

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 新型コロナウイルスの影響が出る前に行った海外出張の帰りに、自分へのお土産に買ってきたトム・フォードのパレットを、やっと開封しました。

 白パッケージで有名なソレイユパレットは、トム・フォードでは定期的に発売されるのですが、なぜか日本では取り扱いがないことが多く、この2018年冬に発売されたパレットも日本では発売がなかったもの。
 運良く免税店で見つけて、大興奮で購入したのですが、その後コロナウイルス流行でマスク生活になり、開封するタイミングを逃していました…。
 
 最近になってまたオシャレ熱が戻ってきたのもあり、ついに開封。なんで今まで眠らせていたのか不思議なくらい、可愛くて素敵な色味に感動。
 日本で手に入れられないものをレビューに載せるのはどうかな…と迷っていたのですが、備忘録として記録しておくことにしました。
 早速このパレットでメイクをしてみたので、以下感想をレビューします。

 

■ソレイユ・アイ&チークパレット(2018冬限定品)

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ソレイユシリーズの白いパッケージ


・ブランド:トム・フォ―ド
・価格:免税店で¥13,000位(定価$155)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 

◼️色味・質感について

 

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全体的にウォームトーンの淡いカラーが中心

・色の構成
 このパレットは、ハイライト1色(A)、チーク1色(B)、アイシャドウ4色(C~F)が入った、合計6色からなるパレットです。
 チーク(B)以外はすべてラメやパールが入ったシマー系の色です。全体的にウォームトーンのカラーが多く、イエベの私には嬉しい配色です。

 

・各色味について
 このパレットのアイシャドウはTFのロゴが入っているのですぐ分かる通り、すべてツヤ系です。
 左上のCは淡いクリーム色、右上Dは淡いピンク、左下Eは黄みと少し赤みのあるブラウン、右下のFはネイビーとパープルの中間のような色。
 私はCDをメインに使い、Eは目のキワに入れて、Fはアイラインの上から細く重ねて塗っています。
 黄み系淡いカラーのCDもかわいいのですが、それに青み系カラーのFをアイラインに入れると、目力と透明感が生まれて、感動します。
 最初このパレットをパッと見たとき、Fだけ色が浮いてるように思えたのですが、アイラインとして使うと、実にいい仕事をしてくれます。かなりハイセンスな配色です。

 トムフォードのアイシャドウというと、4色入りのアイカラークォードが有名で、私もいくつか所有していますが、全体的にくすみ系カラーが多いのがブランドの特徴かと思います。
 それに対し、このソレイユパレットは、トム・フォードには珍しい淡い可愛らしいカラーが多く、くすみがあまり得意でない私には使いやすい色味が揃っています。
(私のパーソナルカラーはオータムなのですが、目や肌の色のせいか、アイシャドウとチークはスプリング向けの方がしっくりくるタイプです)

 

◼️おわりに


 2018年冬に発売された限定品ですが、このパレットの淡いニュアンスカラーは、春夏にぴったりの軽さです。
 淡い発色ながらも、上品な塗れたようなツヤ感は、さすがトム・フォードという美しい仕上がりです。
 トム・フォードのアイシャドウは、どちらかといえばモード系寄りなので、私みたいなタイプは上手く塗らないとアイメイクが濃くなりすぎてしまいます。
 そのため、いつもトム・フォードのアイカラーは、4色のうち一番濃いカラーは使わないことが多いのです…。
 しかし、このパレットは淡いカラーがメインなので、本当にどの色もまんべんなく使えます。
 昨年末に発売されたソレイユのアイカラーも素敵でしたが、これからもトム・フォードで淡いカラーのアイシャドウが出てほしいなぁ…と思っています。