【6月3日発売限定色】ローラ・メルシエ「キャビアスティックアイカラー」2015ビーミング&2016デザートサンド レビュー
来週から発売のローラ・メルシエの夏コレクションのテーマは「UNDER THE BRAIZING SUN」。
夏の日差しの下で耀く、ツヤ系カラーのキャビアスティックアイカラーと、リキッドリップが発売になります。
特に限定の新色で発売されるキャビアスティックアイカラー3色は、夏らしいアースカラーが魅力。私は3色のうち、イエロー系の2015とテラコッタオレンジ系の2016を、ワタシプラス公式の先行販売で購入しました。
以下、購入したこの夏の限定の2色をそれぞれレビューします。
■ローラメルシエ「キャビアスティックアイカラー」
・色番:2015ビーミング、2016デザートサンド(限定色)
・価格:¥3,000(税抜)
・発売日:2020/06/03
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️色と使用感について
・キャビアスティックアイカラーについて
以前もレビューしたことがありますが、キャビアスティックアイカラーはすべらかに瞼に描ける描きやすさと、色落ちせず美しい発色が長持ちする、優秀なスティックタイプのアイカラー。
特にラメやパールが入ったシマー系は、塗れたような質感が美しく、普段からよく使っています。
サッと描けるので時短にもなるし、いったん乾くと擦っても落ちにくいので、汗をかきやすいこれからの季節にもぴったりなアイテムだと思います。
・2015ビーミング
真夏のひまわりのようなイエローに、ラメの輝きが美しいゴールドカラー。ひと塗りでもはっきり発色するし、キラキラ耀くような強いツヤ感もあります。
名前の通り、まさしくまばゆいビームのような輝きで、これだけで急に目元が夏らしくなります。
イエロー系アイシャドウって、日本人に多い黄身肌にのせるとあまり発色しないことも多いですが、この色はかなりイエローがはっきり発色する珍しい色。
ツヤ感も強めなので、私は一緒に買った2016を瞼全体にグラデーション塗りしてから、この2015上瞼の中央にハイライトとして塗って使います。
ツヤ感強めにしたい時は、この2015をベースにしてもいいかも。
夏らしいイエローアイカラーを探してる人にはおすすめです。
・2016デザートサンド
夏らしいテラコッタオレンジカラーで、同じシマー系でも、2015ほどツヤ感は強くなく、色味がはっきり出るタイプです。
ブラウンほど暗くなく、オレンジほど明るくない絶妙なアースカラー。2015のイエローゴールドと相性抜群で、この2本でグラデーションを作ると、真夏の日差しにぴったりな、今っぽいアイメイクが簡単に作れます。
ちなみに、最初買うときに既存色の12番コッパーと似てるかな…と思ってたのですが、いざ比較してみたら全然別物でした(画像参照)。
■おわりに
キャビアスティックアイカラーは、3月に出た新色もどれも可愛かったのですが、今回の夏コレクションも本当に素晴らしく、絶妙なツヤ感と発色にうっとりします。
そして描くのもぼかすのも簡単なので、手軽に今年らしいアイメイクができる点も素晴らしいです。
夏らしいイエローやオレンジ系アイカラーをお探しの方には、ぜひおすすめしたいアイテムです。
【ニュアンスカラーのアイブロウ】セルヴォーク「インディケイトアイブロウパウダー/07ラセットブラウン」レビュー
セルヴォークといえば、旬なオシャレ顔を作ってくれるという点において、私が絶対的な信頼を寄せるブランド。人気のアイシャドウやリップをはじめ、とにかくニュアンスカラーが得意で、毎シーズン出る新色はどれも素敵なものが多くてワクワクします。
そんなセルヴォークの2020年夏コレクションとして、人気のアイブロウパウダーから限定の新色「ラセットブラウン」が発売されました。
以下、この新色アイブロウについてレビューします。
■セルヴォーク/インディケイトアイブロウパウダー
・色番:07 ラセットブラウン(限定色)
・価格:¥3,500(税抜)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️使用感と色味について
セルヴォークのアイブロウはオレンジやカーキなど、他のブランドにはない絶妙な色出しが多いのですが、この新色の「ラセットブラウン」も、これまで使ったことのない不思議で魅力的なカラー。
ニュアンスカラーゆえ、画像では美しさが伝えられないのがもどかしい位です。
一見ピンクっぽくもあるのですが、オレンジみもあるため、ピンクのアイメイクにもオレンジのアイメイクにも合うので、非常に使い勝手がよいです。
色味はアイブロウにしては明るめかな?と思ったのですが、意外ときっちり発色するので、眉色が薄すぎたりすることはないです。
質感はマットに少量のラメが入っていて、眉に塗ると色味のニュアンスと相まって、抜け感のある眉になります。
幅広いメイクに合うアイブロウなので、他のパーツメイクの邪魔をしないという点も、実に優秀。
セルヴォークのアイブロウがすごいのは「眉毛だけで顔のオシャレ偏差値が上げられる」というところ。
眉って、顔の中でも1番メイクのトレンドの移り変わりが激しい箇所だと思います。それゆえ定期的にメイクをアップデートしないと、古臭い顔になってしまう危険性があるな…と思っていたのですが、逆に眉を今っぽい色に変えるだけで、顔がオシャレになれるという発見をさせてくれるのは、すごいと感心します。
このアイブロウを使うだけで、春夏らしい抜け感が出せるので、しばらくはヘビロテすると思います。
◼️おわりに
セルヴォークのアイブロウは、他にもオレンジやパープルなど様々な色があり、なおかつ他のブランドにはないセンスのあるカラーが本当に魅力的です。
このラセットブラウンは人気で今オンラインで品切れしていますが、6月に再販があるみたいなので、まだ手に入ります。
オシャレで春夏らしい抜け感あるアイブロウをお探しの方には、ぜひおすすめしたい一品です。
YSLのミルクティリップコレクション「ピュールクチュール ヴィニルクリーム/パンプキンリミックス」
先週2020年5月22日に、イヴ・サンローランから“ミルクティーカラー”のリップコレクション「YSL ミルクティーショップ(MILK TEA SHOP)」が発売されました。
今回のミルクティーコレクションは、リップが得意なYSLらしく、新色が豊富。人気のルージュヴォリュプテシャインはじめ全4タイプ、12色の展開となっています。
マスク生活でリップメイクへの重要性が下がりつつある気がしていたものの、どれも絶妙なニュアンスのベージュやオレンジカラーで、他のブランドにはないオシャレで可愛い色出し。
「これは買わねば後悔する!」と私のコスメセンサーが反応したため、厳選に厳選を重ねて、「ピュールクチュール ヴィニルクリーム」の限定色、パンプキンリミックスを購入。
以下このリップをレビューします。
■YSL/ピュールクチュール ヴィニルクリーム
・色番:435 パンプキンリミックス
・価格:¥4,300(税抜)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️ピュールクチュール ヴィニルクリームについて
デパコスの中でもYSLのリップが一番好きで、これまで多分30~40本は買ってきたのですが、その中でもヴィニルクリームがここ1年位は1番のお気に入りです。
理由は、美しいツヤ感と色持ちの良さ。ヴィニルクリームを愛用する前は、同じくYSLの色持ちがかなり良いタトワージュ・クチュールを愛用していたのですが、タトワージュ・クチュールはマット系。それに対し、ヴィニルクリームはツヤ系です。
デパコスのツヤ系のリップでティント並みに色持ちの良いものって実は少ないと思うのですが、タトワージュ・クチュールや、このヴィニルクリームはその点かなり色持ちがいいです。
試しに塗った後洗浄力の弱いビオデルマのウォータークレンジングで拭き取りしてみたのですが、ツヤは消えても色は残っていました。
ちなみに水分には強いのですが油にはそこまで強くないので、オイル系クレンジングでは落とせます。飲み物程度ではあまり落ちませんが、油分の多い食事をすればそこそこ色落ちします。
以前LIPSにポストしたタトワージュ・クチュールのレビューはこちら。
◼️色と使用感について
私が購入したのは435番のパンプキンリミックスという色。オンラインの予約などでは1番人気だったのか、これだけ先に売り切れになっていました。
(店舗ではまだ購入できる所もあると思います)
ミルクティーというよりは少しのくすみ感の入ったテラコッタとオレンジの中間のような色です。
唇に塗った画像は、一度塗りなので少しコーラルぽく写ってますが、重ね塗りするとオレンジが強く発色します。
そしてヴィニルクリームシリーズなので、ツヤ感が美しい。唇が小さい私でも、唇をふっくらと見せてくれます。
最近流行りの韓国ブランドのツヤ系ティントのツヤ感はみずみずしい質感ですが、ヴィニルクリームはクリームという名前だけあって、もっと濃密なツヤ感。
もともと唇がぷっくりした人みたいな仕上がりになるのが特徴で、お気に入りです。
◼️おわりに
今回のミルクティーコレクションはどの色も本当に可愛くて、12色も新色があるので、誰でも好きな色が1つは見つかるのではないでしょうか。
限定色が多いので、気になった方は早めのご購入をおすすめします。
【夏のグリーンアイ】ローラメルシエ「キャビアスティックアイカラー」ターコイズ&RMK「スプラッシュカラーアイズ」レビュー
季節はやっと春らしい陽気になってきたばかりなのに、すでに各ブランドからは夏コスメが発売される時期に。
この夏コスメは色んなブランドから、スティックタイプのアイカラーが発売され、私はRMKの限定品のスプラッシュカラーアイズのグリーンと、ローラ・メルシエの人気商品、キャビアスティックアイカラーの限定色ターコイズをゲットしました。
今は在宅勤務が多いので、マスクをしなくていいお家では敢えてのカラーメイクに挑戦したい気分。普段はつけない鮮やかなブルーやグリーンに挑戦したら、とても新鮮でいい感じです。
以下、購入したこの夏の限定の2色をそれぞれレビューします。
- ■ローラメルシエ「キャビアスティックアイカラー」
- ■RMK「スプラッシュカラーアイズ」
- ■「キャビアスティックアイカラー」2011ターコイズ(限定色)について
- ■RMK「スプラッシュカラーアイズ」03グリーン(限定色)について
- ◼️おわりに
■ローラメルシエ「キャビアスティックアイカラー」
・色番:2011ターコイズ(限定色)
・価格:¥3,000(税抜)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
■RMK「スプラッシュカラーアイズ」
・色番:03グリーン(限定色)
・価格:¥3,000(税抜)
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
■「キャビアスティックアイカラー」2011ターコイズ(限定色)について
キャビアスティックアイカラーはすでに数色を持っているのですが、簡単にするする塗れるのに、擦っても全然落ちないし、ツヤ系カラーは上品なパール感で、普段からお気に入りアイテムでした。
そんなキャビアスティックアイカラーから、この夏コレクションに定番色6色、限定色6色という計12色もの新色が発売されました。
どの色も魅力的で迷ったのですが、今年の夏はカラフルなアイメイクに挑戦すると決めていたので、大好きな宮古島の海の色みたいな「ターコイズ」をチョイス。新色では同じ青系カラーで2012のインディゴというカラーもあるのですが、そちらはデニムのような藍色なのに対し、こちらは黄みが入った翡翠のようなブルーです。
黄みが入った青なので、私のようなブルーが得意でないイエベにも比較的使いやすい色だと思います。
画像はSUQQUのグロウタッチアイズの煌桃(コーラル)に、上まぶたにアイラインとしてこのターコイズを使ってメイクしてみました。メイク写真撮るのが下手なので上手く色が写ってないのですが、実際はもっと鮮やかで綺麗な色です。
■RMK「スプラッシュカラーアイズ」03グリーン(限定色)について
4/17日に夏コレクションとして限定で発売されたのが、このスプラッシュカラーアイズで、全5色の展開のうち、私はビタミンカラーっぽい03番のグリーンを購入しました。
見たまま発色する鮮やかなグリーンで、目尻のアイラインに使うと、簡単に今っぽいカラーメイクができるので、人気なのが分かります。
実は、他の色はオンラインで余裕で買えたのですが、このグリーンがどうやら一番人気だったらしく、発売して割とすぐ完売してました…。
見た目も塗り心地もクレヨンみたいな質感で、スルスル塗れます。落ちにくい方ではありますが、上のキャビアスティックアイカラーに比べると、少し色は落ちやすいですので、真夏に使う時は上からフェイスパウダーをのせたりして、色持ちを良くする工夫が必要かなと思いました。
◼️おわりに
今月から週の半数以上在宅勤務となってしまい、コスメの消費量が最初は減っていたのですが、お家にいる間は開き直って、オフィスでは使わない鮮やかなカラーをアイメイクに取り入れてみることにしました。
外に出るときも、マスクで顔半分が隠れてしまうからこそ、目元に明るい色を取り入れると、気分が明るくなります。
グリーンは私のようなイエベには取り入れやすいカラーなので、いざ塗ってみると割と似合うので、使い勝手がよい色だなと実感しました。
ちなみに、ルナソルの毎年夏に発売されるカラーアイライナーも、今年はグリーンを狙っています…。
【プチプラ】3月のプチプラ購入品まとめ
コロナウイルス関連でカナダへの長期出張がなくなったり、毎日変わる各国情勢に対する通知に追われ、気がついたら終わっていた先月。
すでに4月も3分の1を過ぎた今日、今更感がありますが、先月のプチプラ購入品についてまとめましたので、以下レビューします。
■ロムアンド/ベターザンチーク
・色番:03 ブルーベリーチップ
・価格:¥1,130(Qoo10公式)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️色と使用感について
3月に買ったプチプラコスメで完全に予想外だったのがこのチーク。しかもかなりよい意味で…。
私のパーソナルカラーはオータムなので、基本的に青みカラーは苦手。これまでクリニークのベイビーマーブルポップや、CHICCAのパフピンクのような例外を除いて、パープル系チークは顔色が悪くなるので避けていたのです…。
しかし春になり透明感のあるメイクがしたくなったのと、毎日ウォームトーンのチークばかりでは飽きるので、お財布に痛くないお値段のこちらのチークを購入。似合わなくてもいいや、くらいの期待値で購入したら…意外と似合ってしまったのです…。
ブルーベリーチップはその名の通り、青みがかったピンクに近いパープルなのですが、こちら質感はマットで発色が淡く、粉の粒子が細かいので、本当にふんわりと頬を自然に染めてくれます。この淡さ加減がなんとも絶妙。発色が良すぎないおかげで、青みが苦手な自分も不思議と肌色に馴染みます。
このチークのおかげで、敢えてパーソナルカラーど真ん中を外したメイクができるようになり、アイメイクの幅も広がりました。
このチークはピーチチップというイエベらしいカラーも持っているのですが、むしろPCど真ん中だと馴染みすぎて、発色が物足りないかもしれません。
ちなみに粉質は粒子が細かい分、それなりに粉落ちがするので、時間が経つと薄くなりやすい方です。しかし、それを考慮しても、自分のなかで色が満点突破してるので、どう考えても満点です。
青み系のチークが苦手な人にこそ、試してほしいカラー。
■エチュードハウス/ハートブロッサムチーク
・色番:PK004、OR201
・価格:¥900(税抜)
・総合点 ★★★★☆(3.5点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️色と使用感について
上のロムアンドのチークとは打って変わってツヤ系のチークで、ラメが入っています。質感は一応パウダーなのですがしっとりめで、粉飛びがしづらいです。
エチュードハウスは公式がクールトーン(ブルベ)向きかウォームトーン(イエベ)向きか、色物に記載してくれる親切仕様なのですが、公式によるとPK004がクールトーン向け、OR201がウォームトーン向けとなっています。
ただこれは参考程度にしておいて、やはり自分で試すのが一番という感じ。PK004はくすみ感のあるピンクですが青みが強いというわけではなく、特にこれで顔色が悪くなるという訳でもありませんでした。
OR201はオレンジ系ではありますが、ややピンクみも感じるのでコーラルに近いオレンジという感じです。この2色はどちらも使いやすい色です。
ただこのチークは上で述べた通り、質感がしっとりめで粉飛びが少ない分、ブラシで肌にのせるときの量の加減がちょっと難しいです。しかも割とはっきり発色するので、粉含みが良い動物毛のブラシでこのチークをのせると、色が肌にのり過ぎてしまいます。割とツールとテクニックを選ぶタイプのチークかな、と。
濃いめになっても10代の女の子とかは可愛いと思うのですが、大人の女性らしいメイクをしたい人には向かないかもしれません…。
■フジコ/シェイクシャドウ
・色番:タヒチオレンジ
・価格:¥1,280(税抜)
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️色と使用感について
人気のフジコのシェイクシャドウから出た新色のタヒチオレンジ。もともとシャドウには同じくオレンジ系のイビザオレンジというカラーがあるのですが、イビザオレンジはブラウンみがあるオレンジです。
このタヒチオレンジはそれよりも彩度が高めで明るいオレンジなので、より春らしいカラーです。
シェイクシャドウは他にも3色持っていて、朝つけると夕方までまぶたにピタッと色がもってくれるのが、すごくよいところ。このオレンジも、濡れたようなラメ感と春らしい発色が長時間続きます。
ただ、シェイクシャドウは使い方にコツがあります。このシャドウは油分ゼロで、水分と色の粒子によって出来ているという構造上、まず塗る前に充分音が鳴るまで、シャカシャカ振らないといけないこと。じゃないと塗るときに色がムラになります…(この画像はそれでやや失敗しました)。特に最初に使うときは色が分離してるので、何十回もシャカシャカいうまでアイシャドウを振らないとダメです。
そして色をまぶたにのせるときに、チップでべたっと塗らずに、3~4点ほど点置きして、それを素早くぼかしながら塗らないといけません。濃くしたい場合は、一回で量を多目に塗るのではなく、この点置きで塗る方法を何回も繰り返して、徐々に塗ります。そうしないと、その速乾性ゆえにまぶたにのる色がムラになりやすくなるためです。
発色と色持ちという点では満点ですが、使い方にコツがいるという点で、★一つ少なくしました。
■ラブライナー/ラブライナーペンシル
・色番:シャンパンベージュ、クリアガーネット
・価格:¥1,200(税抜)
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️色と使用感について
去年も発売されて人気を博したラブライナーのグリッターコレクションが、今年も限定で登場。その名の通りラメやパール感があるカラーアイライナーが、今年はリキッド(筆)タイプで3色、ペンシルタイプで2色発売されました。
私はラブライナーの筆が好きなので、普段使うのはリキッドタイプなのですが、今回のグリッターコレクションは敢えてペンシルタイプを購入。
ペンシルタイプは朱赤をベースにラメの入った「クリアガーネット」と、黄みのあるゴールドベージュの「シャンパンベージュ」の2色。
ベージュ色のアイライナーって珍しいと思うのですが、これは下まぶたの粘膜ラインにひくのにちょうどいいカラー。適度にツヤ感があり、この色を下まぶたの睫毛を生めるようにラインとして引くと、白目が澄んで見えます。ペンシルタイプは落ちにくいので、涙目になりやすいこの季節にも使えます。
逆にシャンパンベージュは私はあまり上まぶたのアイライナーとしては使わないかな、という感じ。
クリアガーネットも使いやすい色味で、オレンジやコーラル系の肌馴染みのよいアイシャドウに合わせると、いい感じの抜け感が出せます。もちろんクリアガーネットも、下まぶたに使ってもいい感じです。
■エテュセ/アイエディション(マスカラ)
・色番:01ラベンダーブラック、
02バーガンティブラウン
・価格:¥1,200(税抜)
・総合点 ★★★★☆(3.5点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️色と使用感について
リブランディングで生まれ変わったエテュセから発売されたマスカラ2色です。
まずマスカラの特徴として、こちらのブラシはヘッドが非常に細いのがポイントで、下まつげやまばらに生えたまつ毛にも、しっかりマスカラが塗れるのは良いポイント。ただしあまりロング効果やボリューム効果はないので、盛るには向いていないマスカラです。あくまで自然な仕上がりを求める人向き。
マスカラのブラシが小さいお陰で細かいまつ毛まで塗れるのは良いのですが、マスカラ液も絡みにくい印象なのは少し残念です。一回塗って、マスカラ液をつけ直したいときは、容器の奥までしっかりブラシを入れないとマスカラ液が充分につきません。
色は01番のラベンダーブラックは、ラベンダーと色がついているのですが、ベースは黒のマスカラ液で、含まれているパールがラベンダー系。鮮やかなパープル系のマスカラが欲しい人には向きませんが、ブラックマスカラで目元が重い印象になってしまう、私のような人には「重くなりすぎない黒マスカラ」として使う分には良い色です。
バーガンティブラウンは赤みブラウン系のマスカラで、オレンジ系にもピンク系のアイシャドウ、どちらにも使える使いやすい色。ただ、こういうブラウン系カラーは他のメーカーにもマスカラは割とよくある色味なので、すでにブラウン系のマスカラを持っている人には目新しさみたいなのはないかも…という色。
どちらか一色選ぶとしたら、ラベンダーブラックかな…という印象。ただし、上で述べた通りあくまでラベンダーはニュアンスなので、黒マスカラとして使う用途になると思います。
◼️おわりに
マスクをして過ごす日が多かった3月は、あまりリップメイクに目が行かず、アイメイクやチークに色を取り入れて遊びたい気分でした。そんな時に、気軽に買えるプチプラコスメで冒険をして、色々と制約がある中でのメイクをなんやかんや楽しみました。
おかげで、今まで使わなかったロムアンドのブルーベリーチップのような個人的大ヒットカラーにも出会えたのは良かったです。
今後もコロナウイルスの収束の目処が見えない中での生活になりますが、そんな暗いムードだからこそ、自分なりに日々のメイクでちょっとした遊びをしていきたいな…と思う所存です。
【春らしいパープルアイシャドウ】KANEBO「アイカラーデュオ/11番Aura of Romance」レビュー
薄暗い冬の間は濃い色を身に付けることが多かったせいか、日差しが明るい季節が近づくにつれ、淡い色をメイクに取り入れたい気分になってきました。そんな春の始まりに、見つけたのがこちらのアイシャドウ。
淡い偏向パールの入ったパープルと、ラメの美しいベージュの組み合わせは、実際に見るよりも、肌にのせたときの発色が本当に美しくて、うっとり。
リブランディングしたKANEBOから発売されたアイカラーデュオは、その名の通り2色セットの小さなアイシャドウで、別売りのパレットを買うと、自分好みの6色入りアイシャドウが作れるようになっています。
そんなアイカラーデュオから私が購入した11番のAura of Romanceを、以下レビューします。
■KANEBO/アイカラーデュオ
・色番:11 Aura of Romance
・価格:¥2,300(税抜)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️色について
この11番のカラーは公式HPによると「妖艶な魅力を偏光パープルと大粒グリッターによる煌めきのコントラストで表現したカラー」とのこと。
上(A)のパープルは、実際肌にのせてみるとシアーな透け感のある発色。照明によっては、一見ピンクにも見えます。ラメとパールが美しい偏光カラーなので、角度を変えるたびに、違う色になる、不思議で魅力的なアイシャドウです。まばたきするたびに違う輝き方をするので、我ながらつい鏡を見てしまいます。
このパープルは単体で使ってもいいのですが、オレンジやブラウンなど、いつも使っているアイシャドウの上から重ねると、何ともいえない透明感がプラスされます。
私のパーソナルカラーはスプリングよりのオータムなので、本来パープルは鬼門カラーなのですが、このパープルは発色がシアーで透け感があるのと、青みが強いパープルではなくピンクよりなので、私のようなパープルが苦手な人にもいけると思います。
そした下(B)のベージュは肌馴染みがよく使い易いカラーで、ベースカラーとして使用したり、下まぶたの涙袋の辺りに塗ったりするのに使っています。このベージュもラメとパールがとても美しく、塗ると濡れたような潤み感がまぶたに足せる、優秀な色です。
上のパープルも下のベージュも、どちらもラメやパールの美しいツヤ系カラーなのに、輝き方が上品で、大人が使っても上品な仕上がりになるあたりが、さすがKANEBOさんだな…と唸ってしまいました
↑インスタグラムでマミ様がこのカラー使ってアイメイクされてるの、すごく素敵でした。
◼️おわりに
パープルが苦手な人、ラメが入ったツヤ系アイシャドウが苦手な人に試してほしい、上品で美しいカラーです。
アイカラーデュオは現在16種類発売されていて、マットで鮮やかなカラーや、ニュアンスカラーなど、様々なタイプが出ているので、お気に入りが見つかると思います。私も気になっているカラーが他にもあり、徐々に買い足して6色パレットを作りたいと思っています。
以前までのKANEBOさんのアイテムも、大人の女性にぴったりな上品なものが多く好きだったのですが、今回のリブランディングでカラフルなアイテムが増えて、ますます魅力的なブランドになられた気がします。
同じKANEBO系列のルナソルがリブランディングして、それまでの上品でお嬢様っぽいイメージが好きだった私は、カラフル路線にいってしまったことが少しショックだったので、KANEBOのリブランディングも最初は不安でした。しかし今回発売されたアイシャドウやカラーアイテムは、鮮やかな色だけではなく、ニュアンスカラーも多く、大人の女性が使いやすい品のある色だしが多いと思いました。今後の展開にも期待をしたいブランドです。
【パープルとグリーンのマスカラでカラーメイク】to/one「ロングラッシュマスカラ」レビュー
春がやって来ると、いつもカラフルな色のアイテムをメイクに取り入れたくなるのですが、今年特に気になっているのが、カラーマスカラ。
プチプラからデパコスまで、これまで珍しかった鮮やかな色のカラーマスカラを目にする機会が増えてきた気がします。
そんな中、コスメキッチンでto/one春発売の新色のパープルのマスカラを目にして、その可憐な色合いに思わずキュンとしてしまいました。
思わず、この新色のパープルと一緒に、既存の人気色のグリーンも購入。
以下、このカラーマスカラ二色のレビューを記します。
■to/one(トーン)/ロングラッシュマスカラ
・色番:05(パープル新色)、EX02(グリーン既存色)
・価格:¥2,800(税抜)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️色について
今回買ったのは、人気のロングラッシュマスカラの春発売の新色05番のパープルと、既存色のEX05番のグリーン。
パープルのマスカラは少し前にKATEの限定色が発売後すぐ売り切れになって話題になりましたが、to/oneのこちらのパープルはプチプラにはあまりない、鮮やかで明るい色味のパープルです。
塗るとこの鮮やかなパープルが意外と肌から浮かないのに驚くのですが、明るい場所にいくと、ハッキリとまつげがパープルになってるのが分かります。
パープルのマスカラを使うのはこれが初めてですが、春にぴったりな透明感と艶っぽさが目元に生まれるのに感動します。
EX02番のグリーンは、もともとは限定色で発売されたカラーで、人気のため既存色になったもの。
このグリーンも(パープルほどではないのですが)明るめでハッキリとした色。カーキではなく、あくまで深いグリーンという感じの発色です。
このグリーンマスカラは塗ってみると、パープルよりも更にナチュラルに肌色と馴染むのですが、黒やブラウンのマスカラとは違う、抜け感やオシャレ感のある目元になります。カラーマスカラ初心者の人にもオススメしたい色。
パープルとグリーン、どちらのカラーもパールがマスカラ液に入っていて、暗い室内の部屋ではそんなに目立ちませんが、明るい場所だとハッキリとそのカラーが際立って見えます。
そしてこのカラーマスカラは、色が可愛いだけじゃなく、普通にマスカラとしても優秀。重ね付けしてもダマにならずに自然に睫毛を長くしてくれますし、滲みにくいのにお湯でオフできる、優れもの。
美容成分のオイルが入ってるお陰か、ばっちりマスカラをしてるときによく感じる睫毛が重い感じや乾燥感を感じないのが、特に個人的に好きなところ。
カラーマスカラはこれまで数あれど、数年前まで色味が黒に近い、ニュアンス程度のカラーマスカラが多かったと思うのですが、最近の進化したカラーマスカラは、塗ってもはっきりその色味が分かるものが多くなって来ましたね…。
プチプラによくあるカラーマスカラは、これまで黒に近いカラーが多かったり、使用感が良くないのが個人的に不満だったのですが、このマスカラは、ハッキリと睫毛の色を明るくその色に染められるのが良いです。
ちなみにロングラッシュマスカラは05番以外にも、03番に一見似た色味があるのですが、03番は05番より黒に近いカラーで、パープルというよりバーガンティという感じです。
05番のパープルは、同じく新色の04番のオレンジとともに、これまでにない明るい発色なのが特徴です。
◼️おわりに
春夏のカラーメイクに取り入れたい、素敵な色のマスカラです。
パープルやピンクのアイシャドウにパープルのマスカラを合わせて、同系色でまとめても可愛いですし、アイシャドウを肌馴染みのよいコーラルやオレンジにし、このパープルのマスカラを合わせて、睫毛だけ際立たせても今っぽくて可愛いです。
普段はアイシャドウで使わないような色でも、マスカラを明るいカラーにするだけで不思議と垢抜け感が出せるので、この春夏はカラーマスカラでメイクを楽しむつもりです。