日々コスメ好日

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【プチプラ】3月のプチプラ購入品まとめ

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 コロナウイルス関連でカナダへの長期出張がなくなったり、毎日変わる各国情勢に対する通知に追われ、気がついたら終わっていた先月。

 すでに4月も3分の1を過ぎた今日、今更感がありますが、先月のプチプラ購入品についてまとめましたので、以下レビューします。

 

 

■ロムアンド/ベターザンチーク

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・色番:03 ブルーベリーチップ
・価格:¥1,130(Qoo10公式)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 

◼️色と使用感について


 3月に買ったプチプラコスメで完全に予想外だったのがこのチーク。しかもかなりよい意味で…。
 私のパーソナルカラーはオータムなので、基本的に青みカラーは苦手。これまでクリニークのベイビーマーブルポップや、CHICCAのパフピンクのような例外を除いて、パープル系チークは顔色が悪くなるので避けていたのです…。
 しかし春になり透明感のあるメイクがしたくなったのと、毎日ウォームトーンのチークばかりでは飽きるので、お財布に痛くないお値段のこちらのチークを購入。似合わなくてもいいや、くらいの期待値で購入したら…意外と似合ってしまったのです…。
 ブルーベリーチップはその名の通り、青みがかったピンクに近いパープルなのですが、こちら質感はマットで発色が淡く、粉の粒子が細かいので、本当にふんわりと頬を自然に染めてくれます。この淡さ加減がなんとも絶妙。発色が良すぎないおかげで、青みが苦手な自分も不思議と肌色に馴染みます。
 このチークのおかげで、敢えてパーソナルカラーど真ん中を外したメイクができるようになり、アイメイクの幅も広がりました。
 このチークはピーチチップというイエベらしいカラーも持っているのですが、むしろPCど真ん中だと馴染みすぎて、発色が物足りないかもしれません。
 ちなみに粉質は粒子が細かい分、それなりに粉落ちがするので、時間が経つと薄くなりやすい方です。しかし、それを考慮しても、自分のなかで色が満点突破してるので、どう考えても満点です。
 青み系のチークが苦手な人にこそ、試してほしいカラー。


エチュードハウス/ハートブロッサムチーク

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・色番:PK004、OR201
・価格:¥900(税抜)
・総合点 ★★★★☆(3.5点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 

◼️色と使用感について

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 上のロムアンドのチークとは打って変わってツヤ系のチークで、ラメが入っています。質感は一応パウダーなのですがしっとりめで、粉飛びがしづらいです。
 エチュードハウスは公式がクールトーン(ブルベ)向きかウォームトーン(イエベ)向きか、色物に記載してくれる親切仕様なのですが、公式によるとPK004がクールトーン向け、OR201がウォームトーン向けとなっています。
 ただこれは参考程度にしておいて、やはり自分で試すのが一番という感じ。PK004はくすみ感のあるピンクですが青みが強いというわけではなく、特にこれで顔色が悪くなるという訳でもありませんでした。
 OR201はオレンジ系ではありますが、ややピンクみも感じるのでコーラルに近いオレンジという感じです。この2色はどちらも使いやすい色です。
 ただこのチークは上で述べた通り、質感がしっとりめで粉飛びが少ない分、ブラシで肌にのせるときの量の加減がちょっと難しいです。しかも割とはっきり発色するので、粉含みが良い動物毛のブラシでこのチークをのせると、色が肌にのり過ぎてしまいます。割とツールとテクニックを選ぶタイプのチークかな、と。
 濃いめになっても10代の女の子とかは可愛いと思うのですが、大人の女性らしいメイクをしたい人には向かないかもしれません…。

 

■フジコ/シェイクシャドウ

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・色番:タヒチオレンジ
・価格:¥1,280(税抜)
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 

◼️色と使用感について


 人気のフジコのシェイクシャドウから出た新色のタヒチオレンジ。もともとシャドウには同じくオレンジ系のイビザオレンジというカラーがあるのですが、イビザオレンジはブラウンみがあるオレンジです。
 このタヒチオレンジはそれよりも彩度が高めで明るいオレンジなので、より春らしいカラーです。
 シェイクシャドウは他にも3色持っていて、朝つけると夕方までまぶたにピタッと色がもってくれるのが、すごくよいところ。このオレンジも、濡れたようなラメ感と春らしい発色が長時間続きます。
 ただ、シェイクシャドウは使い方にコツがあります。このシャドウは油分ゼロで、水分と色の粒子によって出来ているという構造上、まず塗る前に充分音が鳴るまで、シャカシャカ振らないといけないこと。じゃないと塗るときに色がムラになります…(この画像はそれでやや失敗しました)。特に最初に使うときは色が分離してるので、何十回もシャカシャカいうまでアイシャドウを振らないとダメです。
 そして色をまぶたにのせるときに、チップでべたっと塗らずに、3~4点ほど点置きして、それを素早くぼかしながら塗らないといけません。濃くしたい場合は、一回で量を多目に塗るのではなく、この点置きで塗る方法を何回も繰り返して、徐々に塗ります。そうしないと、その速乾性ゆえにまぶたにのる色がムラになりやすくなるためです。
 発色と色持ちという点では満点ですが、使い方にコツがいるという点で、★一つ少なくしました。

 


■ラブライナー/ラブライナーペンシル

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・色番:シャンパンベージュ、クリアガーネット
・価格:¥1,200(税抜)
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

◼️色と使用感について

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 去年も発売されて人気を博したラブライナーのグリッターコレクションが、今年も限定で登場。その名の通りラメやパール感があるカラーアイライナーが、今年はリキッド(筆)タイプで3色、ペンシルタイプで2色発売されました。
 私はラブライナーの筆が好きなので、普段使うのはリキッドタイプなのですが、今回のグリッターコレクションは敢えてペンシルタイプを購入。
 ペンシルタイプは朱赤をベースにラメの入った「クリアガーネット」と、黄みのあるゴールドベージュの「シャンパンベージュ」の2色。
 ベージュ色のアイライナーって珍しいと思うのですが、これは下まぶたの粘膜ラインにひくのにちょうどいいカラー。適度にツヤ感があり、この色を下まぶたの睫毛を生めるようにラインとして引くと、白目が澄んで見えます。ペンシルタイプは落ちにくいので、涙目になりやすいこの季節にも使えます。
 逆にシャンパンベージュは私はあまり上まぶたのアイライナーとしては使わないかな、という感じ。
 クリアガーネットも使いやすい色味で、オレンジやコーラル系の肌馴染みのよいアイシャドウに合わせると、いい感じの抜け感が出せます。もちろんクリアガーネットも、下まぶたに使ってもいい感じです。


■エテュセ/アイエディション(マスカラ)

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・色番:01ラベンダーブラック、
02バーガンティブラウン
・価格:¥1,200(税抜)
・総合点 ★★★★☆(3.5点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

◼️色と使用感について

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 リブランディングで生まれ変わったエテュセから発売されたマスカラ2色です。
 まずマスカラの特徴として、こちらのブラシはヘッドが非常に細いのがポイントで、下まつげやまばらに生えたまつ毛にも、しっかりマスカラが塗れるのは良いポイント。ただしあまりロング効果やボリューム効果はないので、盛るには向いていないマスカラです。あくまで自然な仕上がりを求める人向き。
 マスカラのブラシが小さいお陰で細かいまつ毛まで塗れるのは良いのですが、マスカラ液も絡みにくい印象なのは少し残念です。一回塗って、マスカラ液をつけ直したいときは、容器の奥までしっかりブラシを入れないとマスカラ液が充分につきません。
 色は01番のラベンダーブラックは、ラベンダーと色がついているのですが、ベースは黒のマスカラ液で、含まれているパールがラベンダー系。鮮やかなパープル系のマスカラが欲しい人には向きませんが、ブラックマスカラで目元が重い印象になってしまう、私のような人には「重くなりすぎない黒マスカラ」として使う分には良い色です。
 バーガンティブラウンは赤みブラウン系のマスカラで、オレンジ系にもピンク系のアイシャドウ、どちらにも使える使いやすい色。ただ、こういうブラウン系カラーは他のメーカーにもマスカラは割とよくある色味なので、すでにブラウン系のマスカラを持っている人には目新しさみたいなのはないかも…という色。
 どちらか一色選ぶとしたら、ラベンダーブラックかな…という印象。ただし、上で述べた通りあくまでラベンダーはニュアンスなので、黒マスカラとして使う用途になると思います。


◼️おわりに


 マスクをして過ごす日が多かった3月は、あまりリップメイクに目が行かず、アイメイクやチークに色を取り入れて遊びたい気分でした。そんな時に、気軽に買えるプチプラコスメで冒険をして、色々と制約がある中でのメイクをなんやかんや楽しみました。
 おかげで、今まで使わなかったロムアンドのブルーベリーチップのような個人的大ヒットカラーにも出会えたのは良かったです。
 今後もコロナウイルスの収束の目処が見えない中での生活になりますが、そんな暗いムードだからこそ、自分なりに日々のメイクでちょっとした遊びをしていきたいな…と思う所存です。