【ジェンダーニュートラルなコスメブランド】LAKA「ジャスト・アイ・パレット」レビュー
日本でもメンズコスメブランドが話題になったり、女性以外の美容系インフルエンサーも増えた来たりと、ここ数年はいよいよメイクが性別の枠を越えつつあるなと感じます。
韓国発のLAKAは、そんな時代の空気に寄り添ったコスメブランド。ブランドのコンセプトは「ジェンダーニュートラル」。
女性や男性はもちろん、それ以外の(クイアな)人たちにも、あらゆるジェンダーの人に向けたコスメを作るという姿勢には、個人的にすごく共感を覚えます。
LAKAが作るアイシャドウやチークやリップは、自然と肌色に馴染むカラーばかりで、いかにもメイクしてますという感じからは程遠い、適度な抜け感が生まれる物ばかり。
そんなブランドから、今回新たに購入したアイシャドウパレットを以下レビューします。
■LAKA/ジャスト アイ パレット
・色番:01 FRESH
・価格:¥2,600(楽天公式ショップ価格)
(※韓国国内販売価格25,000ウォン)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️パッケージについて
LAKAのパッケージは見ての通り、白いパッケージにブランド名だけが入ったミニマルなデザイン。
この無駄も甘さもないパッケージは、女性以外の人も、手に取りやすいのではないのでしょうか。個人的には、かなり好きなテイストです。
そしてサイズ感も手のひらに乗るコンパクトさ。以前買ったアイシャドウとチークが入った「ジャストパレット」は3色入りの割に大きく思ったのですが、そのせいかこのアイシャドウパレットはちょうどよい大きさに感じます。
■色について
私が購入したのは四色入りのアイシャドウパレット「ジャストアイパレット」の01番のFRESHというカラー。ジャストアイパレットはこの2020年春に新たに2色が追加され、現在は合計6色のバリエーションがあります。
FRESHは左2色がマットなオレンジベージュ(A)とコーラル系ベージュ(B)、右2色がラメ系カラーでコーラル系(C)とオレンジゴールド系(D)の組み合わせ。
締め色になるダークカラーが入っていないアイシャドウパレットは最近増えてきましたが、中価格帯のコスメブランドで、肌に馴染むカラーばかりのパレットというのは、日本のにはあまりなく、新鮮です。
LAKAは肌に溶け込むマット系カラーが得意なので、このアイシャドウパレットもマット系ばかりのカラーもあり、人気です。
LAKAのこのアイシャドウはどれも肌馴染みが良いのですが、決して発色が弱い訳ではないのがポイント。実際このパレットのマット系カラーをまぶたに塗ると、元々のまぶたの色かのように自然にふんわり色づくのですが、きちんと発色しています。
この左二色のマット系カラーは、ラメなどが入っていないので、チークとして使っても自然な血色感が出せる優秀なカラーです。
◼️おわりに
このアイシャドウパレットは「ジェンダーを問わないメイクのあり方とは何か?」を、私に学ばせてくれた一品。
男性や、女性以外の人がメイクをすることが身近になっていく時代だからこそ、私のような女性も従来の「女性向けメイク」の枠からはみ出たって良いのです。
コスメを通して、そんな自分の在り方を教えてくれるなんて、とても素敵だな…と思いました。