日々コスメ好日

素敵なコスメとの日々の出会いを綴ります

【ホリデー限定アイシャドウ】CHANEL/レキャトルオンブル「342 ルミエール エ オピュロンス」レビュー

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11/1に発売された、CHANELの今年のホリデー限定レキャトル。まず見た目に一目惚れ。その後で実物のサンプルを見て、ツヤ感と使いやすい色味を確認し、絶対買う、と予約開始日に予約しにいった一品です。

以下、この秀麗なアイシャドウの魅力をレビューします。

 

CHANEL/レキャトルオンブル
・発売日:2019/11/01
・色名:342 ルミエール エ オピュロンス(限定)
・価格:7000円(税抜)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 ■パッケージf:id:MayAoyama:20191103102121j:plain

ホリデー限定のこちらのレキャトルは、まず見た目からして従来品のレキャトルと趣を異にしています。
今年のホリデーコレクションはビザンチン装飾にインスパイアされたということで、ビザンチン装飾のロゼットのようなモチーフがコスメにあしらわれているのが印象的。このモチーフはアイシャドウ表面の押し模様になっているだけではなく、アイシャドウのパッケージにも押し加工としてプリントされています。
そして、パッケージを開けたアイシャドウのCCマークも、ゴールドカラー!このホリデー限定のワクワク感、たまりません…。

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※参考:ビザンチン装飾のロゼットの例

 

■色と使用感f:id:MayAoyama:20191103102303j:plain

この限定レキャトル342番は、色名「LUMIÈRE ET OPULENCE(光と豊かさ)」の通り、ゴージャスなツヤ感とゴールド系カラーが印象的な組み合わせのパレットとなっています。
反時計回りに、右上のピーチベージュ(A)、左上のオリーブグリーン(B)、左下のオリーブゴールド(C)、右下のココアブラウン(D)という、ゴールドやカーキといった、黄み系カラー中心のパレット。
CHANELのレキャトルは、グリーンのパレットがこれまで何度も発売されてきましたが、こういうカーキ系のグリーンというのはあまり無かった印象です。
全体的にくすみ系カラーのパレットなのですが、質感はパールやラメの入った、ホリデーコレクションらしいツヤ感なので、まぶたに塗ると、色の見た目の重さをあまり感じません。
私のパーソナルカラーがオータムで、オータムの人はカーキが一番似合うタイプとされているからかもしれませんが、見た目よりもかなり使いやすい色味です。
私の場合、まぶたに塗るとカーキのグリーンぽさはあまり目立たず、ブラウンのアンダートーンが割とはっきり出てくるので、カーキのニュアンスがプラスされた、ブラウンアイシャドウという印象に仕上がります。
カーキ系カラーのアイシャドウは、大抵カジュアルな印象になりがちだと思うのですが、そこはCHANELだけあり、派手すぎないツヤ感と、色味のバランスが絶妙で、この系統の色味には珍しくドレスダウンした印象になりません。
年々年を重ねてきてその魅力が分かってきたのですが、CHANELのコスメは最先端のモード感を詰め込みながらも、決して派手になりすぎず、日常的な場面で使える品の良さがあると思います。ここ数年流行りのラメ感の強いアイシャドウや、外資系ブランドの発色の良いアイシャドウも好きなのですが、CHANELのアイシャドウは、ハレでもケでもない、ちょっと上質な日常を送れそうな気分にさせてくれます。
今回のホリデーもまさしくそれで、ホリデー限定の特別感やラグジュアリーさはありつつも、あくまで日常生活での使いやすさがあります。

 

■おわりに


品の良さと、モード感、そして使いやすさのバランスが絶妙で、これぞまさしくCHANELというエッセンスの詰まった一品です。
見た目よりも実際はかなり使いやすい色味なので、気になった方はカウンターでタッチアップをおすすめしたいです。
アイシャドウの押し模様が美しすぎて、なかなか使うのに勇気がいるのが、唯一の欠点でしょうか。

「10月のプチプラコスメ購入品まとめ」

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ホリデーコレクションを控えた直前の10月は、あまりコスメを買わないようにしていたのですが、なんやかんやでプチプラコスメを購入していました。
以下、備忘録的なレビューです。

 

エチュードハウス「プレイカラーアイズ」

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・色名:メイプルロード
・価格:スタイルコリアンで1600円
(※日本での定価は2700円)
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

・色味や使用感についてf:id:MayAoyama:20191102165031j:plain

アイシャドウは死ぬほど持っているので、発売当初は買う気が無かったのに、たまたま他のコスメをスタイルコリアンで漁っている時に1600円でセールになっていたため、購入。
9色入りで、そのうち3色がグリッター系(A,C,D)、残り6色がマット系。全体的にマット系カラーが多めの配分で、秋らしいパレットとなっています。
色味はパレット名のメイプルロードの通り、紅葉した楓の葉のような、赤みよりの黄み系カラーやブラウンカラーが中心です。
最初見たときは赤みが強すぎないか心配だったのですが、画像の通りふんわり発色なため、日常使いもしやすい色味です。
似たアイシャドウでDiorのバックステージのアンバーを持っていて、被るかと思ったのですが、実際はかなり違いました。Diorのアンバーは欧米ブランドらしく、発色がエチュードハウスより良いのと、ブラウン系が多めでもっとダークトーンです。
ナチュラルメイクならメイプルロード、モード系ならDiorのアンバーと、私は使い分けしています。
ちなみに粉質は正直そんなに良くないのですが、アンダー2000円で9色入りなら、お値段以上かなと思います。
エチュードハウスは単色のルックアットマイアイズの粉質は素晴らしいのに、多色パレットになると粉質が落ちるものが多いのが残念…。同じ韓国メーカー多色パレットなら、ホリカホリカとかの方が正直粉質は上だと思います。
(というか、ホリカホリカのアイシャドウパレットがコスパ良すぎるだけかもしれない…)

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(※画像はエチュードハウス公式サイトより)
公式サイトのメイク画像みたく、敢えてグリッターは使わず、全部マットで仕上げても凄く秋っぽくていいと思う。

Play Color Eyes #Maple Road - EYES


■CLIO「プリズムエアハイライター」f:id:MayAoyama:20191102165339j:plain

・色番:01Golden Sheer
・価格:Qoo10公式で約1900円
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

・色味や使用感についてf:id:MayAoyama:20191103040523j:plain

02のフェアピンクは前から持ってたんですが、黄み系のハイライトが欲しくなり、01ゴールデンシアーを追加で購入。
両方を比較すると、01の方がかなり使いやすいです。01はラメが小さく光の反射が自然なので、鼻筋から頬骨の上まで、使うパーツやメイクのバリエーションをあまり選びません。
それに対し02のフェアピンクはラメが大きく、チラチラ光る偏光系のハイライターなので、頬骨の上(チークを置く位置の上あたり)に使うと可愛いのですが、鼻筋などに塗ると不自然な感じになりがちです。
2つを使い分けするとすれば、01はおでこや鼻筋といった顔の中心に、02はピンクの血色感を生かして、頬骨の上に、という風な分け方が良いと思いました。
手持ちのハイライターだと、以前Lipsにレビューを上げたWet n Wildのメガグロウハイライターに近いのですが、あれより粒子が細かくて、自然な光り方です。

 

フーミーブレンドチークカラー」

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・色番:ポピーレッド
・価格:1800円(税抜)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

・色味や使用感についてf:id:MayAoyama:20191102165539j:plain

フーミーのコスメはプチプラとは思えない高品質なものがよくありますが、このチークもその一つ。
ややピンクみがあるホワイト(A)に、黄みがかった朱赤(B)、ピーチピンク(C)という三色の組み合わせ。
全体的に程よくマットなふんわり発色で、頬に自然な血色感が出せます。この自然な血色感というのがポイントで、左の二色を混ぜて使うと、本当に上気した頬のような赤みが出せるので、一緒に使うアイシャドウやリップの色味を選ばず、どんなメイクにも合わせやすいです。
ホワイトはハイライトとして使っても良いですのですが、個人的に好きなのは、左の二色を塗った上からブラシでサッと重ねるやり方で、これだと赤みが程よく抑えられて、より本物っぽい上気した頬が作れるのが良いです。
今回紹介する中で一番のオススメ。

■KATE「デザイニングアイブロウ3D」f:id:MayAoyama:20191102165731j:plain

・色番:EX-06(レッドブラウン)、EX-07(オリーブグレイ)
・価格:1200円(税抜)
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

KATEから今限定色で出ているアイブロウ二色。
06のレッドブラウンは、秋らしい赤み系のアイメイクに合わせやすいし、07のオリーブグレイはカーキのアイシャドウや、スモーキーなアイメイクに合います。
眉って顔のパーツの中でも一番流行りのサイクルが早く、定期的に更新しないといけないアイテムだと思うのですが、プチプラで流行カラーのアイブロウを手に入れられるのは素晴らしいです。
色だけなら満点なのですが、KATEのアイブロウパウダーは、個人的にあまり色持ちは良くない気がしていて、朝描いて夕方位には結構薄くなっていることが良くあります。
※対策としては、アイブロウを描くにアイシャドウベースを塗り、その上から描くとかなり色持ちは改善します。

 

■おわりに


年末にかけてホリデーコレクションの話題が多くなると、あまりプチプラコスメに興味がなくなるのですが、今年の10月に出会ったプチプラコスメは優秀だったなぁという印象。
お値段が可愛い分、普段使わない色でも流行を取り入れたりしやすいのが、プチプラコスメの嬉しいところですね。

【お得すぎて意味が分からないクリスマスコフレ】ベアミネラル「プレミアムメイクアップホリデーキット2019」

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  この時期にコスメ好きの間で交わされる挨拶といえば、
「どうよ、ホリデーコレクション買ってる?」
かと思いますが、私もホリデーコレクションを既に一つ入手しました(そして3つ予約中)。
 そしてその今年最初に買ったホリデーコレクションが、ベアミネラルの「プレミアムメイクアップホリデーキット2019」です。
そもそもはアイシャドウとチークが入ったパレット目当てに購入したのですが、これが予想以上の当たりコフレでした。
以下、このホリデー限定キットの魅力をレビューします。

ベアミネラル「プレミアムメイクアップホリデーキット2019」


・発売日:2019/10/25
・価格:9800~10200円(税抜)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 

■セット内容:


・A:ジェン ヌード アイシャドウ & ブラッシュ パレット オアシス(キット限定品)
・B:好きなリップ製品(現品サイズ)→自分は「ベアプロ ロングウェア リップスティック」のゼラニウムを選択、定価3,200円(税抜)
・C:ミネラルベール フィニッシング パウダー 9g(現品)、定価3500円(税抜)
・D:ラッシュトピア メガ ボリューム マスカラ 15mL(現品)、定価3200円(税抜)
・E:スキンロンジェヴィティ デラックス(サンプル 7.5mL)
・F:オリジナルポーチ

 

コスパとこのコフレの特徴について

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上のセット内容を見て分かる通り、こちらの限定キットは6アイテムで定価約一万円なのですが、現品サイズのリップ(B)、フェイスパウダー(C)、マスカラ(D)が含まれており、その3点だけで、このコフレの定価の約一万円になります。
それにアイシャドウ・チークパレット、美容液サンプル、ポーチが更に入ってるという、訳の分からないお得さ。
私はもともとパレット目当てで予約しにいったので、コスパについてそんなに考えてなかったのですが、後で超お得な内容だと気づきました。
「担当者の人、頭でも打ったん…?」
と思わず心配してしまう位の、驚異のコスパの良さです。
しかも個人的に良いと思ったのが、リップのタイプや色を好きに選べること。私はマットタイプの「ベアプロ ロングウェアリップスティック」を選択したのですが、新作のメタリックリップやグロスなど、6種類の好きなタイプから、好きな色を選べるのはありがたすぎて…。
リップはアイシャドウやチーク等の粉ものよりも、合う合わないが結構ハッキリするアイテムだと思うので、好きなタイプと色を選べるというのは大変嬉しい。
今年のホリデーコレクションは、シュウウエムラピカチュウコラボや、ボビイブラウンSUQQUMACあたりの話をよく耳にしますが、このベアミネラルのキットは意外と話題になっていないイメージ。
いま話題になってないのが不思議なレベルでめちゃくちゃお得だし、満足度が高いです。迷ってる人は、売ってるうちに早く買ったら良いと思います(強気)。

 

■各アイテムについて


この限定キットに含まれてる各アイテムについて以下記します。

◇ジェン ヌード アイシャドウ & ブラッシュ パレット オアシスf:id:MayAoyama:20191027041203j:plain

・見た目
アイシャドウ8色とチーク2色がセットになったパレット。容器はセフォラとかで売ってるパレットとかによくある、紙で出来たタイプのやつなんですが、波紋が浮き出たようなパッケージの特殊加工がゴージャスで、紙であることを感じさせない、見た目の高級感があります。
ていうか、こういうの何加工って言うんですかね?どこの印刷所ならやってくれるんです?分かる方いたら教えて下さい(同人的な好奇心)。

・質感と粉質について
アイシャドウは8色で、そのうち一番左下の1色だけがマットで、他はパールやラメが入ったシマー系カラーで、全体的にツヤ系組み合わせになっています。
ベアミネラルのアイシャドウを使うのが初めてだったのですが、まず粉質の良さに驚きました。パウダーアイシャドウなのに凄くしっとりしていて、粒子が細かく、ボカしやすくて、筆でグラデにしやすいです。
肌に負担なクレンジングを避けたいので、私はミネラル系コスメをそこそこ使うのですが(主に平日)、ミネラルコスメのアイシャドウって大体粉っぽい質感が多く、アイシャドウベースがないと粉落ちしやすかったりします。
ですが、ベアミネラルのこのアイシャドウにはその欠点がなく、ミネラルコスメのアイシャドウの粉質に不満があった自分でも、満足できるクオリティです。
アイシャドウに対して、パレット両端に配置されたチーク2色は両方ともマット系の質感です。発色が良い上に、プレスが緩めでブラシに付きやすい粉質なので、ブラシでチークをのせる時は、少しコツがいると思います。
アイシャドウがツヤ系で、チークがマットなので、このパレットだけで目元とチークを仕上げると、非常に質感のバランスがよいです。同じパレットに入ってるだけあり、アイシャドウとチークの色味の統一感があるので、何も考えずに適当にメイクしても、目元とチークがちぐはぐな感じにならないのが◎。

f:id:MayAoyama:20191027041334j:plain・色味について
アイシャドウ8色のうち、A~Gがパール入りのシマー系、Fのブラウンがマット系です。
アイシャドウは全体的に肌馴染みが良いゴールドやブラウン系のパレットで、使いにくい色がないので、本当に捨て色がないです。
唯一変わってるなと思ったのは、Aのホワイト。これは見た目は真っ白なのですが、肌にのせるとピンク(ラベンダー)のアンダートーンが出てきて、透明感のある色味に変化します。目の下にのせて白目の透明感を強調しても良いですし、ハイライトとして使うのも有りな色です。
チーク2色はどちらもピンク系なのですが、左のGがピーチっぽいピンクで、つけると健康的な印象になるカラー。それに対して右のHはローズ系で、Gより少しくすみ感があり、落ち着いた大人のピンクです。画像の通りGは色名が「モーヴ・マントラ」なのですが、モーヴという名前の割には、グレーみも青みもほぼ感じません。むしろモーヴだと思ってブルベの人がもし使ったら、これ違うじゃん、ってなるやつです。
アイシャドウもチークも使いやすい色味かつ、全体的に黄みが入ったカラーが多いので、私みたいなイエベの人は特に重宝するパレットだと思います。

 

◇選べるリップ:ベアプロ ロングウェア リップスティック(カラー:ゼラニウム)f:id:MayAoyama:20191027041442j:plain

選べるリップは新発売のメタリックリップが人気のようでしたが、私は秋冬らしいマットなタイプを選択。色はゼラニウムという色で、ややブラウンみがある赤レンガのようなカラー。
私はパーソナルカラーがオータムなのですが、この色をつけると顔色が明るく見えるので、かなり相性が良いんだと思います。
とにかくつけ心地が軽く、ストレスフリーな使用感が◎。ミネラル系のリップなので、マットリップの割には乾燥をあまり感じないです。そしてロングウェアという名の通り、ミネラル系リップなのに、色持ちが良い!
ティントとかに比べると、さすがに色持ちは負けるのですが、普通のリップと比べても色持ちはよく、普通に水を飲む程度ではそこまで色が落ちません。が、さすがに食事したらガッツリ落ちます。
私はそこまで唇が敏感な方ではないし、皮向けもそんなにしないのですが、とにかくつけ心地が良いので、唇に負担になってない感じが楽です。

 

◇ミネラルベール フィニッシング パウダー


こちらも9gの現品サイズ。マットタイプなので、肌のテカりは抑えてくれます。
カバー力はあまりないのですが、適度に肌の質感をフォギーに補正してくれる感じが良いです。
そしてリップと同じく、こちらもつけ心地が軽いです。最近よく使ってるMiMCのクリーミーファンデの上から使ったら、殆ど肌に何もなってないかのような感じで1日過ごせました。そしてメイクを落とした後の肌疲れも感じませんでした。

 

◇ラッシュトピア メガ ボリューム マスカラ

ボリュームタイプの黒マスカラで、本当に結構ボリュームが出ます。目力重視の人は好きなマスカラだと思います。
私はあまりマスカラにボリューム力を求めていないのですが、そこまで重ねない限りは、不自然なボリュームにはならないのが◎。
まつげのカールも持続しやすい気がするのですが、フィルムタイプではないゆえ、残念なのはオフしにくい点。
とはいってもポイントメイクリムーバーか、オイルクレンジングなら普通に落とせるレベルですが、私が最近平日使ってるのはビオデルマのウォータークレンジング。肌が乾燥しやすい秋冬は、肌負担が少ないクレンジングを心掛けてるので、モノは大変良いのですが、春まであまり使わなさそうです…。

 

◇スキンロンジェヴィティ デラックス(サンプル 7.5mL)

長命草やスーパーフードの成分を配合した、肌のバリア機能を高めるための美容液で、洗顔後すぐ使います。
こちらはまだ使ってないのでレビューできないのですが、旅行に持っていきやすいサイズなのが嬉しいです。
全然関係ないけど、よく沖縄行くんですが、古き良き沖縄料理で付け合わせに出てくる長命草、あれ美味しくて好きですね。

 

◇オリジナルポーチ


合成素材なのに革のような質感で高級感があり、大容量なのでかなり使い勝手が良いポーチです。正確な大きさは、H13.5×W22×D5.5cm。
コフレとかコスメの特典でついてくるポーチが家にたくさん眠ってるのですが、コスメのおまけ的なポーチって、たいてい小さかったり薄かったりしませんか。実際物を収納するのに使い勝手が悪かったり、質感がチープだったりする事が多かったのですが、このポーチはこれだけで普通にお店で売ってそうな位、デザインもシックだし、使いやすいです。
旅行でがっつりコスメを持っていく時に絶対使います。

 

■おわりに


今年最初に買ったホリデーコレクションで、いきなり大当たりを引いてしまい、驚いています。
質もコスパも非の打ち所がないので、気になってる方には全力でオススメできるキットとなっています。


■おまけ:他に購入予定のホリデーコレクションについて

 

ちなみに、現段階で予約済みのホリデーは、以下の通り。

CHANELのホリデー限定レキャトル

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https://www.wwdjapan.com/articles/918613より

 ホリデー速報第一段で見たときは地味に見えたのですが、予約開始当日にカウンターに見に行ったら、ピーチベージュ、ゴールド、カーキブラウン、ココアブラウンの組み合わせが予想以上に使いやすく、しかもパーソナルカラー的にもドンピシャだったのでその場で予約。CHANELのレキャトルでグリーンアイシャドウはこれまでも発売してましたが、鮮やかすぎたり、逆にグレーみやくすみが強すぎたりしてダメだったんですが、これはいけるカーキでした。

 

・ETVOSのクリスマスコフレ

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https://www.fashion-press.net/news/53962より

こちらはピンク系のチーク・アイシャドウパレットに、リップ、アイライナー、フェイスパウダー等とスキンケアがポーチ付きでセットになった限定キット。ネットではアイシャドウがブルベ向きカラーという声もあったんですが、普通にイエベの自分も、というかパーソナルカラー問わず使いやすそうなピンクブラウン系のアイシャドウで、普通に合ったので、予約開始後にすぐ予約。スキンケア付きじゃないやつもあったのですが、私の肌はセラミド系のスキンケア製品と相性が良いので、試したくてスキンケア付きのにしました。


クリニークのチークトリオ(ウォーム)

 

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https://s.cosme.net/feature/coffret2019_cliniqueより

本体価格3300円のチークポップの現品サイズが3色入って4700円という、コスパがよすぎるチークトリオを、去年に引き続き予約しました。去年のチークトリオも良かった~。今回はクールタイプとウォームタイプの二種類発売だったので、イエベの私は何も考えずにウォームを予約。後で知ったのですが、クールタイプが人気すぎて、オンライン予約が瞬殺だったみたいです。

今年購入するホリデーコレクションは、世間の人気よりも、自分がちゃんと使えそうなものを厳選してみました。
クリニークのチークトリオ以外はそこまで激戦でもなかったのもあり、好きなものが全部予約できて嬉しいです。

【秋冬らしいボルドーアイシャドウ】 ナチュラグラッセ/アイカラーパレット2019年秋限定色「EX07ゴールドフィグ 」レビュー

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ナチュラグラッセの秋限定色「ゴールドフィグ」が先月末に発売され、購入していた私。
実はこれ、コスデコの秋コスメの引き取りに行った際、コスキチにたまたま立ち寄り、そこで発売前のサンプルに出会い、お洒落で秋らしい色味に惹かれて、一目惚れ。
ピーチピンク、カーキ、ボルドーという、組み合わせはかなりハイセンスで、発色もミネラルコスメとは思えない良さ…。
買ってからしばらく眠っていたのですが、最近気候が秋めいてきて、やっと開封
一気に秋らしい目元になる、こちらのアイシャドウについて、以下にレビューを記します。

ナチュラグラッセ/アイカラーパレット


・色番:EX07ゴールドフィグ(限定色)
・価格:3,600円(税抜)
・総合点 ★★★★★(4.5点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

■色味について

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色味のスウォッチ画像

左の肌馴染みの良いピーチピンク(A)、真ん中のカーキ(B)、右のボルドー(C)という、絶妙な色のチョイス組み合わせで、それが私が購入を決めた理由でもあります。
ボルドーというと青みのアンダートーンが入っているイメージがあり、イエベの私にはハードルが高い色という印象がありましたが、このボルドーは青みを殆ど感じず、ここまで使いやすいボルドーアイシャドウは初めて。お店でTUした時は驚きました。
パレットには分かりやすくグラデにしやすいブラウン等が入っておらず、代わりにカーキ(B)、アクセントカラーのボルドー(C)が入っています。
オーソドックスな使い方としては、ピーチピンク(A)はまぶた全体に塗り、カーキ(B)を二重幅あたりに、そしてボルドー(C)をアイラインのように目のキワに塗る…というやり方。
アクセントのボルドー(C)の入れ方で結構印象が変わるので、目尻にだけに持ってきたり、入れる面積を広くしたり…と、ボルドーの塗り方を変えるだけで、アイメイクのバリエーションが結構増えます。

ミネラルコスメは発色があまり良くないイメージがある人も多いかと思いますが、こちらのパレットは画像の通りかなり発色が良く、また適度なパールとラメ感もあり、上品なツヤ感です。

先日買ったCHANELのレキャトル344もそうでしたが、締め色らしい暗いカラーが入っていないアイシャドウパレットは、ここ最近流行ってきていますが、この商品もその1つかなと思います。とても今っぽいパレット。


※画像はナチュラグラッセ公式のビジュアルイメージ

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公式のビジュアルイメージ https://www.naturaglace.jp/user_data/colormake

■使用感について


ナチュラグラッセのアイシャドウは、ミネラルコスメということもあり、石鹸で落とせる成分で出来ています。
それゆえしっとりまぶたに密着するような使用感ではなく、パウダーアイシャドウらしい粉感があります。
私はナチュラグラッセのコスメは肌が揺らぎやすい時期によく使うので「肌に優しい分、粉っぽいのは仕方がないかな…」と思うのですが、ミネラルコスメとしての機能を求めてない人からすると、粉っぽさが気になるかもしれません。
粉落ちはアイシャドウベースの使用でかなり防げるのですが、ミネラルコスメのアイシャドウによくありがちな、粉落ちしやすいという欠点はあると思います。

 

■おわりに


ミネラルコスメとは思えない、高感度な色の組合せと発色に一目惚れして買ったのですが、とても使いやすく、この秋のアイメイクの主戦力になってくれそうです。
苦手なイメージのあったボルドーですが、このアイシャドウパレットのお陰で、ボルドーへの苦手意識が大分和らぎました。
ナチュラグラッセの限定色はいつも人気があり、店頭ですぐ売り切れになりがちですので、気になっている方はお早めにご購入の検討をオススメします。

 

■ちなみに

 ナチュラグラッセは去年の限定色のテラコッタカラーのアイシャドウも購入したのですが、そちらはLipsにレビューを投稿しています。

lipscosme.com

【店舗限定色の赤シャドウ】 CHANEL/レ キャトル オンブル「344 - ルウール アルダント」レビュー

■レ キャトル オンブル「344 - ルウール アルダント」レビュー

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9/13~9/23の間、シャネルが「ルージュ アリュール インク フュージョン」発売イベントを表参道で開催しているのですが、リップだけではなく、そこでアイシャドウ「レ キャトル オンブル」の344と348が発売されています。
この二色は9/13から店舗でも販売されているのですが、GINZAシックス等の一部店舗のみの取扱いという、店舗限定色になります。
以前から海外のインスタグラマーの投稿で、レキャトルの344が欲しいと思っており、日本発売を心待にしていた所、店舗のみではなく、CHANELの公式オンラインでも購入できる事が判明。
早速発売日に購入し、実物を目にしてその上品な赤パレットに夢中に。ウキウキと2日連続でこちらのアイシャドウでメイクをしています。

そんなレキャトル344番の魅力を、以下レビューします。

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CHANEL公式で購入したら、とても丁寧な梱包で到着

■シャネル/レ キャトル オンブル


・色番:344 - ルウール アルダント(店舗限定色)
・価格:6,900円(税抜)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 

■承前:CHANELの赤アイシャドウと私


私にとって、CHANELのコスメといえば、赤のイメージ。以前Lipsのリップのレビューにも書いたのですが、CHANELの赤には他のブランドにはない気品と魅力があると思っていて、いつもカウンターにいくと、つい赤のアイテムに惹かれてしまいます。
ここ数年のアイシャドウでは、所謂「赤キャトル」の愛称で有名なレキャトル268番や、限定の祭キャトルなど、赤系アイシャドウが発売され、大変人気を博しました。
去年赤キャトルが評判になった時、買う気満々で私もカウンターでTUしてもらいました。しかし悲しいことに、私はアイメイクを全部マット系でまとめると、疲れて見えるタイプ。
私のパーソナルカラーはオータムなので、マットな質感が得意とされているタイプなのですが、肌色が明るく、黄みが強くないニュートラル系であることや、目の色が明るめということもあり、コスメに関しては、オータム向けされているカラーが合わない事が珍しくありません…。
(※ちなみに服に関してはオータム系カラーが大体しっくりきます)
その為、色味が大好きなのにも関わらず、泣く泣く赤キャトル購入は断念。
その後もCHANELの赤シャドウへの想いを絶ちきれずにいたのですが、そんな時にたまたまinstagramで、このレキャトル344を知ったのが、もう何ヵ月も前のこと。
私が惹かれた点は、レキャトル344は赤キャトル(268番)と違い、パールやラメが入ったツヤ系カラーが中心のパレットであるということ。
「これこそが私の求めていた赤アイシャドウである」と確信した私は、日本で発売された際は絶対買う…と、その時心に誓ったのでした。

 

■色と質感について

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レキャトルオンブル344番 スウォッチ画像

このレキャトルオンブル344番「ルウール アルダント」は、ベースカラーのベージュホワイト(左上A)がマット系で、それ以外はラメやパールの入ったツヤ系中心のパレットです。
特に右上のピンク(B)はキラキラとした多色ラメの入ったカラーで、肌の上にのせると濡れたような上品なツヤ感がプラスされます。まばやきや、角度を変えるたびに、チラチラと光を反射する美しいカラー。ラメ入りですが、CHANELらしくあくまでも上品な輝き方なので、大人の女性がつけてもチープな感じにはなりません。
右下のベージュ系カラー(C)は肌馴染みが良い色で、パールとラメが入っているツヤ系カラー。ベースとしてまぶた全体として使ったり、下まぶたに入れて涙袋強調をしたりと使える、使い勝手の良い一色。
このパレットで一番目を惹く、左下のレッド(D)も、ラメの入ったツヤ系カラーです。画像では色味をはっきり出すために三度くらい重ね塗りしているのですが、実際の発色はもっとふんわりとした、キツすぎない発色です。まぶたに塗ると、目元が染まったような自然な血色感が出る色で、赤は赤でも、これは柔らかでフェミニンな赤です。さすが赤が得意なCHANELらしい、他のブランドにはない素敵なカラー。
この左下のレッド(D)は黄みが入った赤なので、黄み肌やイエベの肌の人にはかなり馴染む赤だと思います。
また、このパレットはブラウン等の濃い締め色が入っていないのと、ツヤ系の軽い質感なので、これだけでアイシャドウを仕上げると、残暑の今の季節でも暑苦しく見えません。
逆に秋冬の重い目元にしたい時は、このパレットに単色カラーの濃いブラウン等を足すと、秋冬メイクに対応可能だと思います。
通年使える、とにかく使い勝手のよいアイシャドウパレットです。
長い間欲しかった理想の赤アイシャドウが手に入り、ここ2日はアイメイクをするのが本当に楽しいです。

 

■おわりに


店舗限定なのが勿体ないくらい、素敵な赤アイシャドウパレットです。
店舗限定ゆえ、なかなか実物を実際試す機会が無い方も多いかと思いますが、ここ数年発売されたCHANELのパレットの中でもかなりのお気に入りなので、赤系アイシャドウをお探しの方には、ぜひオススメしたい一品です。

 

■参考:

シャネルが新リップ「ルージュ アリュール インク フュージョン」発売記念イベントを開催。

【全色コンプリートしました】 マキアージュ/ドラマティックスタイリングアイズSレビュー

■マキアージュ/ドラマティックスタイリングアイズSレビュー

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今年7月にドラマティックスタイリングアイズSが新発売した際、ストロベリーティーをまず買ってLipsにもレビューをUPしており、その時は「悪くないけど無難なアイシャドウ」という印象でした。
しかしその後、仕事などで超忙しかった時期に、平日朝の時短メイクにこのアイシャドウが大活躍。
少しずつ買い足していくうちに、気がついたら、全5色をコンプリートしていました…。
せっかく全色揃えたので、今日はこのアイシャドウの色味の比較や、何が魅力なのかを、以下レビューしたいと思います。

■マキアージュ/ドラマティックスタイリングアイズS


・色番:OR331 マンゴーティー、RD332 ストロベリーティー、BE233 キャラメルミルクティー、BR734 マロンティー、VI735 ソイラベンダーティー
・価格:2,800円(税抜)
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

 

■このアイシャドウの魅力


最初は「無難~」とか正直思ってたし(Lipsのレビューでもそう書いた)、メイクが好きな人からすれば、やはりそう見えるタイプのアイシャドウだと思います。というのも、普通のアイシャドウパレットって、塗り方や色の組み合わせにもっと自由度があって、そこがアイメイクの楽しさに繋がってると思うから…
しかし、このアイシャドウは順序にしたがって、決まったカラーの決まったグラデを作るので、そういうアイメイクの自由度というのはありません。だから塗るのが楽しいアイシャドウではないです。
ではなぜこのアイシャドウを全部揃える位、私が気に入ってるのかというと、「時短できる」と「色が洗練されている(ドラコスにしては)」と「どの色も大体似合う(失敗しない)」という三点が圧倒的に大きいです。
特に時短できるというのは、朝が極端に弱く、頭があんまり働いていない私のような人間には大変助かります(特に忙しい平日朝)。塗り方の自由度が低いというのは、裏を返せば、塗る時に考えなくても良いという「楽さ」があるということ。朝のぼんやりした状態で塗っても、すぐ塗れて失敗しないというのは、めちゃくちゃ楽チンです。
以上が私がこのアイシャドウを平日にヘビロテしてしまう理由です。

 

■公式推奨と私のオススメの塗り方

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パッケージ裏の塗り方説明

このアイシャドウはブラシのひと塗りでグラデができるというのがウリで、公式でもその塗り方が推奨されています。
ただその塗り方ではグラデの強弱が弱く、そこまでグラデになっている感じにはなりません。なので私は自分で試行錯誤で見つけた、デカ目効果が高い塗り方で塗っています。
以下、公式推奨の塗り方と、私のオススメの塗り方をそれぞれ載せます。

・公式推奨の塗り方(所要時間約1分、時短重視)

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公式推奨の塗り方(時短重視)

パッケージに推奨されている塗り方の手順としては、まずクリームタイプのベース(A)をまぶた全体に塗ります。
右のメインカラーは上が薄く、下が濃いというグラデーションに色の濃淡がついています。このグラデーションの中間あたり(C)をブラシでコピーするようにつけて、まぶたに塗ります。つまり、附属のブラシでメインカラー(C)を横に撫でる感じでつけて、それをまぶたに横スライドさせるように塗ります。
(この時、ブラシで撫でるCの部分を上にすれば淡いグラデ、下の方にすれば濃い色のグラデ…という風に調節ができます)
そして最後にチップでBのハイライトカラーをまぶたの中央のせれば、アイシャドウ終了です。
このやり方だと両目で一分以内で終わるので、時短重視の塗り方と言えるでしょう。

・私推奨の塗り方(所要時間約2分、デカ目重視)

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私推奨の塗り方(デカ目効果重視)

私の塗り方はハッキリしたグラデを作り、目の輪郭をしっかり際立たせるのを目的としています。
やり方としては、まず左側Aのベースカラーをまぶた全体に伸ばした後、ブラシで右側上部Bの淡いカラーを上まぶた全体にのせます(濃い色はブラシでのせません)。それからチップで右側下部Cの濃いカラーを二重幅~目のキワに塗り、ぼかします。つまり薄い色と濃いカラーは、別々に塗ります。こうすることによって、公式推奨のやり方よりもグラデの強弱がはっきりつくので、目の輪郭が際立ち、デカ目効果がUPします。
そして最後に左側のハイライトカラー(D)を指に乗せ、さっと上まぶたの中心辺りにのせて、完成です。

 

■公式の各パーソナルカラーごとのおすすめカラー


ドラマティックスタイリングアイズSは、パーソナルカラー(以下PC)ごとにおすすめカラーがあり、自分のPCが分からない人には、公式サイトで画像の目の色を診断し、おすすめカラーを出してくれるアプリもあります。
(※所謂デジタル診断かつ目の色しか見ていないので、本物のPC診断と比較すると精度はかなり低いです)

■参考:運命のブラウンアナライザー(資生堂公式)

maquillage.shiseido.co.jp


実際のPCはオータムと診断されていますが、目の色が明るめの私は、公式のアプリ診断だとイエベ春向きの「マンゴーティー」やブルベ夏向きの「ストロベリーティー」をオススメされます。
が、全色持ってる私からすると、正直この診断結果はほぼ気にしなくて良いと思ってます。というのも、塗ってみたら私は全色いけたので…。
今回のアイシャドウはどのカラーもブラウンがメインで、それぞれブラウンにニュアンスを足すようなバリエーション。なのでブラウンが得意なイエベには、割とどの色も普通に顔に馴染むと思いますし、好みで選んで良いと思います。
逆にブルベの人は、色選びはちょっと気を付けた方が良いかもしれません。
以下は各色ごとのカラーの違いを記します。

 

■各色ごとの特色

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全5色のスウォッチ
・OR331 マンゴーティー

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公式では「イエベ春向き」とされているカラーで、オレンジ系のブラウンになります。が、オレンジというよりはやや赤みもあるコーラルっぽい色に私は発色します。五色の中では、カジュアルなファッションに合うカラーだと思います。

・RD332 ストロベリーティー

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最初に買ったのがこの色。公式ではブルベ夏向きとされており、ハイライトカラーが青みピンクなので最初の見た目のハードルが高いのですが、このハイライトカラーは色味が殆ど発色しないので、青みが苦手なイエベでもいけると思います。
ピンク系ですが、適度なくすみが入っているので甘くなりすぎず、お仕事メイク等フォーマルな場面でも使えるカラー。
ピンクのフェミニンさはありつつも、甘さ控えめな上品さが良いです。五色の中では一番ヘビロテしてるカラー。

・BE233 キャラメルミルクティー

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お仕事や就活面接向きメイク、フォーマルな場面でとにかく使えるカラーNo.1がこれ。失敗しにくさNo.1のカラーで、逆にいえば一番無難なカラーのとも言えます。
公式ではすべてのPC向きとされているカラーで、五色の中では、一番発色がシアーで淡めな、オーソドックスなブラウンアイシャドウ。
職場のドレスコードが緩めというのもあり、オーソドックスなブラウンアイシャドウを私は普段は使わないのですが、たまに急なお葬式などでフォーマルメイクをする必要があると、メイクに困ったりします。
そういうフォーマルな場面で、とりあえずこのカラーにしておけば間違いないという色。
発色がシアーで濃くならないので、普段のメイクで
は、リップやチークをメインにして、目元に抜け感を出したいメイクをする時にも活躍してくれます。

・BR734 マロンティー

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五色のうちでデカ目効果No.1のカラーだと思います。
というのも、他の四色のカラーの締め色(右側下部の暗いカラー)は、淡い色のカラーにそのまま暗いくすみを足したような色…つまり淡い色と濃い色があくまでも明度の違う同系統の色です。
しかしこのマロンティーは他のカラーとは違い、淡いカラーはゴールド系なのに対して、締め色はカーキブラウンです。なのでグラデにしたときの強弱が一番大きく出ます。
ゴールドとカーキブラウンという組み合わせがかなりオシャレなので、モードなファッションや、辛口カジュアルに合わせるメイクをする時に活躍してくれるカラー。
公式では「イエベ秋向き」とされているカラー。

・VI735 ソイラベンダーティー

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五色のうちで透明感No.1カラー。最後に買ったのがこの色です。公式では「ブルベ冬向き」とされているパープル系のブラウン。パープルはイエベの鬼門カラーなので、ハードルが高い色だと思っていました…。
が、こちらのパープルはそこまで発色が強くなく、またハイライトカラーがゴールドラメというのもあり、いざ塗ってみたら普通に私はいけました。
パープルの持つ透明感が目元にプラスされるので、一気に儚げな雰囲気になれるのがお気に入り。
ただ、下まぶたにガッツリこの色を塗ると、パープルが苦手な人は顔色が悪くなるので、そういう人は下まぶたにはピンクやコーラル等、血色感がある他のアイシャドウを塗るのがオススメ。
これに先日買ったクリニークの新色チーク「ベイビーマーブルポップ」を合わせると、透明感マシマシな儚げなフェイス(※自分比)になれます。
パープル系アイシャドウが苦手なイエベの人にも、試してみてほしいカラー。逆にブルベの人はハイライトカラーのゴールドと相性が宜しくない可能性があるので、ハイライトカラーは敢えて使わない方が良いかもしれません。

 

■おわりに


発売直後に買った時は、面白味のないアイシャドウパレットという印象があったのですが、平日朝の「いま何にも考えられない…」みたいなボーッとした頭でメイクをするには、非常に使い勝手が良いアイシャドウだと思います。
粉質は価格相応だと思いますが、色のオシャレ感と時短と価格の三点で見た時には、非常にバランスの取れたアイシャドウと言えるのではないでしょうか。
私みたいに朝が弱い人や、時短メイクを目指している人には、オススメしたいアイシャドウです。

 

マキアージュ ドラマティックスタイリングアイズS OR331 4g

マキアージュ ドラマティックスタイリングアイズS OR331 4g

 

 

【ワンコインで買えるブラウンリップ】 セザンヌ/ラスティング リップカラーN新色レビュー

セザンヌ/ラスティング リップカラーN新色レビュー

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9/11にセザンヌのラスティングリップカラーから、ブラウン系2色が新発売されます。
たまたま入ったアットコスメストアではすでに販売開始していたようで、プチプラとは思えない今っぽいおしゃれな色味に一目惚れ。
セザンヌのリップは買ったことがなかったのですが、既存と一緒に、一足お先に新色二色をゲットしてきました。
以下、この素敵な色味のリップのレビューを記します。

 

セザンヌ/ラスティング リップカラーN

色番:504(新色:オレンジブラウン)、105(新色:ブラウン)、407(既存色:赤レンガ色)
・価格:480円(税抜)
・発売日:2019/9/11(504と105)
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)

■色についてf:id:MayAoyama:20190909120038j:plain

購入したのは以下の三種類。

・504 (5/11発売新色)
こちらはオレンジみの強いブラウンで、キャメルブラウンやテラコッタブラウンと呼べるような、こっくりとした秋らしいカラー。
こういうオレンジみのあるキャメルブラウンは、プチプラにはあまりない色味だと思うのですが、実際つけてみてもオシャレな色味で、流行りのテラコッタ系アイシャドウに合わせると相性抜群。
私のパーソナルカラーは、ブラウンリップが得意とされるオータムなのですが、彩度が低かったり、あまりくすみが強い色や、赤みがないブラウンは得意ではありません。しかし、こちらはブラウン系でもそこそこ彩度があり、くすみが強すぎないので、つけていて顔色が沈みません。
今回買った三色の中では一番のお気に入りです。

・105 (5/11発売新色)
今回買った三色のリップのうち、一番ブラウンらしいブラウンで、他の二色よりも赤みや黄みが少なく、くすみがそこそこ強いです。
くすみに強くない私がこの色を直接唇に塗ると「ザ・土色」みたいな感じになってしまい、顔色が悪くなってしまいます。なので、直接唇にリップを塗るのではなく、指にとってポンポン塗りをすると、元の唇の色と馴染んで良い感じになりました。
手持ちのプチプラリップの中では、ヴィセリシェの004番のブラウンと少し似ている気がしました。

・407 (既存色)
こちらは今年春に発売された既存色で、ブラウンといってもブラウンが入った赤レンガ色です。
504と同じく、ブラウン系にしてはくすみが強くなく、私のようなタイプにはとても使いやすいカラーです。
割とはっきりした赤、かつマットめな質感なので、直にスティックで塗ると、モードな雰囲気のレッドリップという感じになります(プチプラなのに…)。5メートル位離れた場所から見たら「これPAT McGRATHのリップなの」と言っても、バレなさそうな雰囲気すらあります…。
カジュアルなファッションに合うような雰囲気にしたい時は、直接塗るのではなく、唇の中心をメインに指でぽんぽん塗りすると、ラフな感じに仕上がります。
今年の秋冬は紅葉のような赤み系ブラウンやボルドー系アイシャドウが流行っているので、そういうアイシャドウとの相性が良さそう。こちらも秋冬にヘビロテ確実なカラーだと思いました。
同じ赤レンガ系だと、MACのチリに少し似てるかもしれません。

 

■質感、使用感、色持ちについて

・質感について
今回買った三色はどれもパールやラメが入っていないマット系なのですが、新色の504と105はややツヤ感があるセミマットなのに対し、既存色の407の方は光沢のほぼない、いかにもマットな質感のマットです。
なので、新色の504や105は適度なツヤ感で唇の縦シワはあまり目立ちませんが、407はリップ下地なしだと縦シワが目立ちやすい色だと感じました。縦シワが気になる人は、リッププランパーなど、プランプ効果のあるリップ下地を仕込むのが良いかもしれません。
また、発色も結構しっかり発色する方で、ここ最近流行の透け感リップとは違い、リップの色自体がしっかり唇にのる感じです。なので、塗る人によって、合う合わないがはっきりするタイプのリップと言えるでしょう。

 

・使用感について
保湿成分配合とのことで、今の時期はそこまで乾燥は感じません。ただ、そこまでしっとりした感じでもないので、乾燥しやすいこらからの季節は乾燥を感じる人も多いかもしれません。その場合は保湿系のリップ下地や、上からリップオイルを塗るなどすれば、乾燥はマシになると思います。

 

・色持ちについて
普段欧米系コスメや韓国ブランドのティント等、色持ちの良いリップを使っているため、正直なところ、日本のプチプラのリップで、色持ちが良いと心から思えるものに出会ったことは殆どないです。
ですが、こちらのリップは日本のプチプラの中では色持ちの良い方だと感じました。
具体的には、飲み物を飲むとカップのふちに色が移ります。が、唇は色味が多少落ちはしますが、色自体は完全に消えずに唇に残っています。
一度塗った後しばらく時間を置き、ティッシュオフして、再度リップを塗ると、飲み物程度ではかなり落ちにくくなります。
ただし油分には強くなく、飲食ではごっそり落ちるし、発色がハッキリしている分、落ち方もあまり綺麗とはいえない落ち方をするのは、少し残念なポイント。
それでもティントではないプチプラリップの中では、色持ちは良い方だと感じました。

 

■おわりに


セザンヌのリップを買うのは初めてだったため、あまり品質に期待せず、お遊び半分で買ったのですが、予想外に普段使いできるクオリティと発色に驚いています。
最近のプチプラコスメの実力、正直舐めてました…すいません…。
9/11に発売される二色は、どれも今年のトレンドらしいブラウンリップで、プチプラと思えないこなれカラー。
ブラウンリップ初心者にも手を出しやすい価格ですので、気になっている方はご購入の検討をおすすめします。