【春らしいパープルアイシャドウ】KANEBO「アイカラーデュオ/11番Aura of Romance」レビュー
薄暗い冬の間は濃い色を身に付けることが多かったせいか、日差しが明るい季節が近づくにつれ、淡い色をメイクに取り入れたい気分になってきました。そんな春の始まりに、見つけたのがこちらのアイシャドウ。
淡い偏向パールの入ったパープルと、ラメの美しいベージュの組み合わせは、実際に見るよりも、肌にのせたときの発色が本当に美しくて、うっとり。
リブランディングしたKANEBOから発売されたアイカラーデュオは、その名の通り2色セットの小さなアイシャドウで、別売りのパレットを買うと、自分好みの6色入りアイシャドウが作れるようになっています。
そんなアイカラーデュオから私が購入した11番のAura of Romanceを、以下レビューします。
■KANEBO/アイカラーデュオ
・色番:11 Aura of Romance
・価格:¥2,300(税抜)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️色について
この11番のカラーは公式HPによると「妖艶な魅力を偏光パープルと大粒グリッターによる煌めきのコントラストで表現したカラー」とのこと。
上(A)のパープルは、実際肌にのせてみるとシアーな透け感のある発色。照明によっては、一見ピンクにも見えます。ラメとパールが美しい偏光カラーなので、角度を変えるたびに、違う色になる、不思議で魅力的なアイシャドウです。まばたきするたびに違う輝き方をするので、我ながらつい鏡を見てしまいます。
このパープルは単体で使ってもいいのですが、オレンジやブラウンなど、いつも使っているアイシャドウの上から重ねると、何ともいえない透明感がプラスされます。
私のパーソナルカラーはスプリングよりのオータムなので、本来パープルは鬼門カラーなのですが、このパープルは発色がシアーで透け感があるのと、青みが強いパープルではなくピンクよりなので、私のようなパープルが苦手な人にもいけると思います。
そした下(B)のベージュは肌馴染みがよく使い易いカラーで、ベースカラーとして使用したり、下まぶたの涙袋の辺りに塗ったりするのに使っています。このベージュもラメとパールがとても美しく、塗ると濡れたような潤み感がまぶたに足せる、優秀な色です。
上のパープルも下のベージュも、どちらもラメやパールの美しいツヤ系カラーなのに、輝き方が上品で、大人が使っても上品な仕上がりになるあたりが、さすがKANEBOさんだな…と唸ってしまいました
↑インスタグラムでマミ様がこのカラー使ってアイメイクされてるの、すごく素敵でした。
◼️おわりに
パープルが苦手な人、ラメが入ったツヤ系アイシャドウが苦手な人に試してほしい、上品で美しいカラーです。
アイカラーデュオは現在16種類発売されていて、マットで鮮やかなカラーや、ニュアンスカラーなど、様々なタイプが出ているので、お気に入りが見つかると思います。私も気になっているカラーが他にもあり、徐々に買い足して6色パレットを作りたいと思っています。
以前までのKANEBOさんのアイテムも、大人の女性にぴったりな上品なものが多く好きだったのですが、今回のリブランディングでカラフルなアイテムが増えて、ますます魅力的なブランドになられた気がします。
同じKANEBO系列のルナソルがリブランディングして、それまでの上品でお嬢様っぽいイメージが好きだった私は、カラフル路線にいってしまったことが少しショックだったので、KANEBOのリブランディングも最初は不安でした。しかし今回発売されたアイシャドウやカラーアイテムは、鮮やかな色だけではなく、ニュアンスカラーも多く、大人の女性が使いやすい品のある色だしが多いと思いました。今後の展開にも期待をしたいブランドです。
【パープルとグリーンのマスカラでカラーメイク】to/one「ロングラッシュマスカラ」レビュー
春がやって来ると、いつもカラフルな色のアイテムをメイクに取り入れたくなるのですが、今年特に気になっているのが、カラーマスカラ。
プチプラからデパコスまで、これまで珍しかった鮮やかな色のカラーマスカラを目にする機会が増えてきた気がします。
そんな中、コスメキッチンでto/one春発売の新色のパープルのマスカラを目にして、その可憐な色合いに思わずキュンとしてしまいました。
思わず、この新色のパープルと一緒に、既存の人気色のグリーンも購入。
以下、このカラーマスカラ二色のレビューを記します。
■to/one(トーン)/ロングラッシュマスカラ
・色番:05(パープル新色)、EX02(グリーン既存色)
・価格:¥2,800(税抜)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️色について
今回買ったのは、人気のロングラッシュマスカラの春発売の新色05番のパープルと、既存色のEX05番のグリーン。
パープルのマスカラは少し前にKATEの限定色が発売後すぐ売り切れになって話題になりましたが、to/oneのこちらのパープルはプチプラにはあまりない、鮮やかで明るい色味のパープルです。
塗るとこの鮮やかなパープルが意外と肌から浮かないのに驚くのですが、明るい場所にいくと、ハッキリとまつげがパープルになってるのが分かります。
パープルのマスカラを使うのはこれが初めてですが、春にぴったりな透明感と艶っぽさが目元に生まれるのに感動します。
EX02番のグリーンは、もともとは限定色で発売されたカラーで、人気のため既存色になったもの。
このグリーンも(パープルほどではないのですが)明るめでハッキリとした色。カーキではなく、あくまで深いグリーンという感じの発色です。
このグリーンマスカラは塗ってみると、パープルよりも更にナチュラルに肌色と馴染むのですが、黒やブラウンのマスカラとは違う、抜け感やオシャレ感のある目元になります。カラーマスカラ初心者の人にもオススメしたい色。
パープルとグリーン、どちらのカラーもパールがマスカラ液に入っていて、暗い室内の部屋ではそんなに目立ちませんが、明るい場所だとハッキリとそのカラーが際立って見えます。
そしてこのカラーマスカラは、色が可愛いだけじゃなく、普通にマスカラとしても優秀。重ね付けしてもダマにならずに自然に睫毛を長くしてくれますし、滲みにくいのにお湯でオフできる、優れもの。
美容成分のオイルが入ってるお陰か、ばっちりマスカラをしてるときによく感じる睫毛が重い感じや乾燥感を感じないのが、特に個人的に好きなところ。
カラーマスカラはこれまで数あれど、数年前まで色味が黒に近い、ニュアンス程度のカラーマスカラが多かったと思うのですが、最近の進化したカラーマスカラは、塗ってもはっきりその色味が分かるものが多くなって来ましたね…。
プチプラによくあるカラーマスカラは、これまで黒に近いカラーが多かったり、使用感が良くないのが個人的に不満だったのですが、このマスカラは、ハッキリと睫毛の色を明るくその色に染められるのが良いです。
ちなみにロングラッシュマスカラは05番以外にも、03番に一見似た色味があるのですが、03番は05番より黒に近いカラーで、パープルというよりバーガンティという感じです。
05番のパープルは、同じく新色の04番のオレンジとともに、これまでにない明るい発色なのが特徴です。
◼️おわりに
春夏のカラーメイクに取り入れたい、素敵な色のマスカラです。
パープルやピンクのアイシャドウにパープルのマスカラを合わせて、同系色でまとめても可愛いですし、アイシャドウを肌馴染みのよいコーラルやオレンジにし、このパープルのマスカラを合わせて、睫毛だけ際立たせても今っぽくて可愛いです。
普段はアイシャドウで使わないような色でも、マスカラを明るいカラーにするだけで不思議と垢抜け感が出せるので、この春夏はカラーマスカラでメイクを楽しむつもりです。
【ジェンダーニュートラルなコスメブランド】LAKA「ジャスト・アイ・パレット」レビュー
日本でもメンズコスメブランドが話題になったり、女性以外の美容系インフルエンサーも増えた来たりと、ここ数年はいよいよメイクが性別の枠を越えつつあるなと感じます。
韓国発のLAKAは、そんな時代の空気に寄り添ったコスメブランド。ブランドのコンセプトは「ジェンダーニュートラル」。
女性や男性はもちろん、それ以外の(クイアな)人たちにも、あらゆるジェンダーの人に向けたコスメを作るという姿勢には、個人的にすごく共感を覚えます。
LAKAが作るアイシャドウやチークやリップは、自然と肌色に馴染むカラーばかりで、いかにもメイクしてますという感じからは程遠い、適度な抜け感が生まれる物ばかり。
そんなブランドから、今回新たに購入したアイシャドウパレットを以下レビューします。
■LAKA/ジャスト アイ パレット
・色番:01 FRESH
・価格:¥2,600(楽天公式ショップ価格)
(※韓国国内販売価格25,000ウォン)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️パッケージについて
LAKAのパッケージは見ての通り、白いパッケージにブランド名だけが入ったミニマルなデザイン。
この無駄も甘さもないパッケージは、女性以外の人も、手に取りやすいのではないのでしょうか。個人的には、かなり好きなテイストです。
そしてサイズ感も手のひらに乗るコンパクトさ。以前買ったアイシャドウとチークが入った「ジャストパレット」は3色入りの割に大きく思ったのですが、そのせいかこのアイシャドウパレットはちょうどよい大きさに感じます。
■色について
私が購入したのは四色入りのアイシャドウパレット「ジャストアイパレット」の01番のFRESHというカラー。ジャストアイパレットはこの2020年春に新たに2色が追加され、現在は合計6色のバリエーションがあります。
FRESHは左2色がマットなオレンジベージュ(A)とコーラル系ベージュ(B)、右2色がラメ系カラーでコーラル系(C)とオレンジゴールド系(D)の組み合わせ。
締め色になるダークカラーが入っていないアイシャドウパレットは最近増えてきましたが、中価格帯のコスメブランドで、肌に馴染むカラーばかりのパレットというのは、日本のにはあまりなく、新鮮です。
LAKAは肌に溶け込むマット系カラーが得意なので、このアイシャドウパレットもマット系ばかりのカラーもあり、人気です。
LAKAのこのアイシャドウはどれも肌馴染みが良いのですが、決して発色が弱い訳ではないのがポイント。実際このパレットのマット系カラーをまぶたに塗ると、元々のまぶたの色かのように自然にふんわり色づくのですが、きちんと発色しています。
この左二色のマット系カラーは、ラメなどが入っていないので、チークとして使っても自然な血色感が出せる優秀なカラーです。
◼️おわりに
このアイシャドウパレットは「ジェンダーを問わないメイクのあり方とは何か?」を、私に学ばせてくれた一品。
男性や、女性以外の人がメイクをすることが身近になっていく時代だからこそ、私のような女性も従来の「女性向けメイク」の枠からはみ出たって良いのです。
コスメを通して、そんな自分の在り方を教えてくれるなんて、とても素敵だな…と思いました。
【最強のツヤ系ティント現る】ロムアンド「グラスティングウォータータィント・グロス」レビュー
一時期のようにあまり韓国のプチプラリップティントに惹かれなくなっていたのですが、久しぶりに感動してまうレベルのティントに出会ってしまいました…!!
それがrom&nd(ロムエン)から新発売された、このグラスティングウォータータィントです。いっしょに買ったグロスも素晴らしかったので、あわせて以下レビューします。
■rom&nd/グラスティングウォータータィント
・色番:01コーラルミスト、03ブリックリバー
・価格:¥1,250(スタイルコリアンにて)
(※韓国国内販売価格8500ウォン)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
■rom&nd/グラスティングウォーターグロス
・色番:01sanho crush(サンホクラッシュ)
・価格:¥1,250(スタイルコリアンにて)
(※韓国国内販売価格8500ウォン)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️色と質感
色づきはシアーで、一度塗りだと淡めで、重ね塗りをするとはっきり発色します。
質感はグロスかと思うくらいツヤッツヤで、程よい透け感が春夏にぴったりです。
私買ったグラスティングウォーターティントは01のコーラルミストと、03のブリックリバー。
01はややオレンジ寄りのコーラルで、春メイクにぴったり。03ブリックリバーはブラウンみが入った朱赤っぽい色味で、パーソナルカラーが私みたいなオータムの人はドンピシャだと思います。
そしてグラスティングウォーターグロスのサンホクラッシュは、見た目はオレンジっぽいのですが、これ自体はあまり発色せず、グロスのツヤだけが乗る感じです。ラメが入っているのですが、ラメグロスが苦手な私にもいける繊細なラメです。
ティントの方はかなり色もちがよくて、飲み物を飲む程度では色落ちしませんが、ツヤ感が無くなってくるので、そこに上からこのグロスをのせてお直しすると、ツヤ感が復活して良い感じなります。
◼️色もちについて
グラスティングウォーターティントは、私が知ってるツヤ系ティントの中でも、トップレベルの色もちの良さです。そしてつけ心地の軽さに驚きます。
私が持ってるツヤ系ティントの中で、一番色もちが良いのはジョンセンムルのティントなのですが、それと同じ位の色もちの良さです。しかもロムアンドの方が千円位お安い…。
このティントのおかげで「ロムアンドのティントは色は可愛いけど色もちが悪い」という私のイメージが完全に覆されました。
というのも、以前、ロムアンドのゼロベルベットティントを使ったことがあり、LIPSにもレビューを載せたのですが、正直あまり良いと思いませんでした。
ゼロベルベットティントは、ティントなのに色もちが良くなく、塗った後に飲み物を飲むとガッツリ色がカップのフチにつくんです…。
ゼロベルベットティントは色が素敵だったので買いましたが、私が韓国のプチプラリップに求める一番の要素は、色もちの良さ。
色もちが良くないなら、普通に日頃使ってるサンローランやCHANELなどのデパコスのリップを選んで使ってしまうので、ぶっちゃけ色もちが悪い韓国プチプラティントを普段使いする意味が私にはないんです…。
でもこのグラスティングウォーターティントの色もちの良さなら、私の手持ちリップの中に即スタメン入りさせられます。
ティントって、値段が高い=良いティント、ではないんですよね…。
◼️終わりに
春らしいシアーで、美しいツヤ感のティントです。
そして見た目だけじゃなく、しっかり色もちが良いという、無敵感。
最近さらに2色新色が出たので、早くも追い買いするつもりです。
久しぶりに、全力でおすすめしたいリップに出会えました。
◼️参考
画像はスタイルコリアンさんのサイトより
https://jp.stylekorean.com/shop/1575521219/rom-nd-glasting-water-tint/
【イチョウモチーフの春アイシャドウ】Dior/サンク クルール「717番グリーム」レビュー
だんだんと少しずつ暖かい陽気を感じることが多くなり、春の訪れの足音が聞こえてきそうな、今日この頃。
寒さに弱いゆえ冬は引きこもりがちだったのと、美容以外のオタク活動にうつつをぬかしていたりしたせいで、しばらくコスメにときめく感覚を忘れていた私ですが、久しぶりに魅了されたのが、Diorの春コレクション。そんなDiorの春新色のアイシャドウを以下レビューします。
■Dior/サンク クルール
・色番:717 グリーム
・価格:¥7,800(税抜)
・2020/02/14限定発売
・総合点 ★★★★☆(4.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
◼️春コレクションのテーマについて
Diorの2020年の春コレクションのテーマは、Garden of Light。日本庭園からインスパイアを受けたとのことで、この限定色アイシャドウにも、イチョウの葉の押し模様があしらわれています。
同時に発売されたハイライトにもイチョウの押し模様が入っていて可愛かったのですが、すでに手持ちのハイライトが多すぎるので、今回は見送り、こちらの春らしい色合いのアイシャドウのみ購入しました。
◼️色について(画像参照)
Aはベージュをベースにラメとパールが輝くハイライトカラー。Bは桜の花びらのようなピンク。Cは肌色に溶け込むベースカラー。そしてアクセントカラーのDは黄みのあるコーラルピンク。締め色のEはパープルみのあるブラウンです。
Diorのコスメとえば、モード感が強く、外資系コスメらしい発色の良さが特徴ですが、この新色アイシャドウは、いい意味で従来のDiorらしくない色味です。というのも、見ての通り、この717番グリームは発色が淡めで、ふんわりと肌に溶け込むカラーの組み合わせ。
ハイライトカラーであるA以外の4色は、わずかにラメが入っているのですが、殆どマットに近い質感のカラーです。
私がDiorのコスメを使うときは、たいてい格好いい女になりたい気分の時に使います。しかし、このアイシャドウは違っていて、どこか儚げでフェミニンなまなざしになり、とても新鮮。
Diorなのに、私はCHICCAのアイシャドウに近い印象を受けました。
◼️まとめ
春の明るく柔らかい日差しの下で、映えそうな色が詰まったアイシャドウです。
こういうふんわりと淡い発色の色味は、これまでこのブランドには少なかったタイプだと思います。Diorのコスメの尖ったモード感が苦手な人にこそ、試してほしい色味です。
イチョウの模様が可愛くて、使うのに勇気が入りますが、桜の咲く季節にヘビロテしようと思っています。
◼️ちなみに
画像はこのアイシャドウを使ってメイクしています。目だけのアップが上手く撮れなかったのですが、目元に透明感が出てる感じが伝わりますでしょうか…
◼️余談(※コスメと関係ない雑談)
しばらくコスメの投稿をしていなかった間、何をしていたかというと、PRODUCE 101 JAPANにハマり、毎日(家族と友達を巻き込んで)推しへの投票を頑張ったり、無事JO1としてデビューが決まった後は、周りに布教活動をしたりしていました…。
ちなみに私の推しは金城碧海くんと與那城奨くんです。
これまで男性アイドルにハマったことがなかったので、まさかこの年でアイドルオタクになるとは思ってもみませんでしたが、推しのおかげで毎日楽しいです。どんどん垢抜けていく推しが誇らしいですし、私もファンとして恥ずかしくないように、頑張ってビジュアルを磨いていきたいと思ってます。
【レディなメイクを】ETVOS/クリスマスコフレ2019 パーフェクトセットレビュー
ETVOSの2019年のクリスマスコフレのテーマは「レディメイク」。ピンクブラウンのアイシャドウやローズレッドリップなど、まさしく"華のある女性になれる"アイテムが揃ったコフレです。
ここ2週間に渡り投稿してきた今年のホリデーコレクションやクリスマスコフレレビューですが、これが私の今年最後のホリデーコレクション関連のレビュー(の予定)です。
以下、このクリスマスコフレのレビューを記します。
■クリスマスコフレ2019 パーフェクトセットレビュー
・発売日:2019/11/06
・価格:15,000円(税抜)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
※コフレのうち、既に使用したコスメアイテムだけの評価です (★4つ以上がおすすめ)。
■セット内容
ETVOSの今年のクリスマスコフレは二種類あり、パレットとリップとアイクレヨンの三つのコスメが入ったタイプと、それに更にスキンケアアイテム三品が追加されたパーフェクトセット。
私は以前からETVOSのスキンケア製品に興味があったのもあり、スキンケアアイテム付きのパーフェクトセットを購入しました。
セット内容詳細は以下の通り。
・1.ミネラルアイ&チークカラーパレット(#レディメイク限定品)
・2.ミネラルアイクレヨン(#シャイニーボルドー限定品)
・3.ミネラルスノーパウダー限定品
・4.ミネラルリップビジュー(#メロウレッド限定品)
・5.2019クリスマスコフレオリジナルポーチ(限定品)
・6.モイストアミノフォーム 90g
・7.モイスチャライジングローション 150ml
・8.モイスチャライジングセラム 50ml
・9.予約特典ブラシ
・10.薬用 ホワイトニングクリアセラム(サンプル)
■各アイテムの色味や使用感について
スキンケアアイテムはまだ使用していないので、以下メイクアップアイテムについてのみ記します。
◇1.ミネラルアイ&チークカラーパレット(#レディメイク限定品)
アイシャドウ四色とチーク一色がセットになったパレット。
アイシャドウの色味は右上から、キラキララメとパール感がクリスマスらしいベージュホワイト(A)、左上のくすみベージュピンク(B)、左下の少し赤みとブラウンみのあるローズピンク(C)、右下の赤みのあるココアブラウン(D)の組み合わせ。
右にあるチーク(E)はふんわり発色のピンクベージュです。
クリスマスコフレということでどのカラーもラメの入ったツヤ系の質感で、特にアイシャドウのハイライトカラー(A)はキラキラ感が強く、華やかな色です。
逆に他のカラーはツヤ系ではあるものの、そこまでキラキラ感は強くなく、色味も甘すぎない大人のピンクです。A以外のカラーでメイクすれば、日常のお仕事メイクなどにも使える、使い勝手の良い色が揃っているパレットだと思います。
似た色味のアイシャドウだと、フラロッソのインテンソアイシャドウのPK01、SUQQUの絢撫子あたりには近いものを感じます
◇2.ミネラルアイクレヨン(#シャイニーボルドー限定品)
くすみローズブラウンのアイクレヨンで、アイシャドウとしても、アイライン的にも使えます。
色名にボルドーが入っているので、最初は私の苦手な青みのアンダートーンがあるのかと警戒していたのですが、私の肌では青みは殆ど感じず、普通に使いやすいピンクブラウンに発色します。
ETVOSのアイクレヨンを使うのは初めてだったのですが、似たクレヨンタイプのアイカラーだと、ローラメルシエのキャビアステイックを所有しています。ローラメルシエのキャビアステイックは描いてすぐ肌に密着して滲まなくなるのですが、それに比べると、このアイクレヨンは速乾性はあまり無い感じです。ただその分ぼかしやすいので、私ならこのアイクレヨンはアイシャドウとして使う一択かな…という感じです。
◇3.ミネラルスノーパウダー限定品
限定品のフェイスパウダーは、ラメとパール入りツヤ系の質感のシャンパンベージュカラー。
ベースメイクの仕上げにサッとブラシで顔にのせると、華やかなツヤ肌に仕上がります。
ミネラルコスメでツヤ系のパウダーは多くないと思うので、肌をツヤ系にしたい時には重宝しそう。
◇4.ミネラルリップビジュー(#メロウレッド限定品)
この限定リップカラーは、見た目と塗ってみた時の感じが結構違います。
画像では赤!という感じなのですが、唇に塗ってみると、私の唇では赤みの強いピンクのように発色します。ひと塗りだと透け感があるので、カジュアルなファッションにも合わせられるます。重ね塗りしてハッキリ発色させると、レディな雰囲気にもできます。
一口に赤リップといっても、塗ってみると青みや黄みのアンダートーンが出てきて、見た目の色と違う事が多い気がするのですが、このリップはあまり青みにも黄みにも寄ってない感じがします。
赤リップの中では使いやすい色味ではないでしょうか。
■おわりに
このクリスマスコフレのコスメは、華やかさはありつつも、リップ以外は全体的にベーシックな色味が揃ってるので、日常使いもしやすい内容となっています。
今年買ったホリデーコレクションのコスメは、今回のETVOSを含め、どれも「ホリデー以外の時期も、日常でガンガン使えそうな内容か」という点を重視して選んだつもりなので、その点では大成功だったと思います。
まだこのコフレのスキンケアは開けていないので、使い始めるのが楽しみです。
【お得すぎるホリデー限定チークパレット】クリニーク/チーク ポップ ホリデイ コレクション「ウォーム」レビュー
コフレの情報が秋始めに出た時から、これは絶対買うと決めていた一つが、クリニークのチークポップパレット。
去年のパレットにも大変満足していたので、オンライン予約開始日に予約し、クリニークのホリデー限定の三色入りチークパレットを二年連続で購入しました。
人気のチークポップ(定価3,300円)が三色入って4,700円という、太っ腹すぎる価格だけあって今年も大人気だったこのチークパレットを以下レビューします。
■クリニーク/チーク ポップ ホリデイ コレクション
・発売日:2019/11/06
・色名:ウォーム
・価格:4,700円(税抜)
・総合点 ★★★★★(5.0点/5.0点)
(★4つ以上がおすすめです)
■パッケージ
去年のチークパレットはシンプルな白地にロゴが入ったケースですが、今年は表面にスパンコールのようなキラキラがたくさん塗られたケースに入っています。
キラキラしていて華やかで、箱を開けた時は一瞬テンションが上がりました。が、間近で見るとスパンコールの凸凹が、何ともいえない「工作感」があり、ちょっとチープさを感じざるを得ません…。ケースだけ見ると、3coinsや百均で売ってそう。
中身だけでお得すぎるので、ケースに贅沢言うのもアレですが、ケースは正直好みが分かれる所だと思います。
パレットはマグネットで開閉するタイプで、よく言えば開けやすいです。というのも、既存のチークポップの透明ケースは少し開けるのにコツがいるので、急いでメイクしてる時などは使いづらいのですが、このパレットならサッと開けられるので、忙しい朝にも使い勝手が良いです。ただしっかり閉まらない分、持ち運びにはあまり向かないかな、という印象。
■色と使用感
今回のホリデーのチークパレットは、ウォームとクールの二種類発売され、私が買ったのはウォームの方です。
クールの方はバレリーナポップ(限定色)、パンジーポップ(既存色)、ヘザーポップ(限定色)という組み合わせで、人気だった限定色が2つも入っていた為争奪戦だったようですが、私は去年のチークパレットに入っていたパンジーポップが被ってしまうのもあり、ウォームの方だけ購入しました。
このウォームタイプは、左からブラッシュポップ(既存色)、ソルベポップ(既存色)、コーラポップ(限定色)の組み合わせで、その名の通りウォームトーンの組み合わせです。
三色ともマットな色味に少しラメが入っているのですが、そこまでラメ感は強くないので、ツヤが苦手な人もいける質感だと思います。
ブラッシュポップは水彩画の花のようなふんわりとした黄み系ピンク。発色が淡めで肌馴染みがよいため、ピンクが苦手な人も使いやすい色味です。
ソルベポップは、名前通りシャーベットアイスのようなイエローチークで、こちらもふんわり発色。単体で使ってもいいのですが、イエベの私はパーソナルカラー的に難しそうな色(例えばパープル等の青み系カラー)を使う時、これをベースにして重ねて使うと、苦手な色味も馴染みやすく使えるので、非常に便利な色だと思いました。
コーラポップはレンガのような、赤に少しのブラウンが入った深みのある、ハッキリとした発色。他の色と同じように使うと、私には濃すぎてしまうので、ブラシで取った後に一回手の甲に乗せ、粉を少し落として色を調整してから塗ると、失敗しにくいです。単体で使うと少し難しそうな色味なのですが、他の薄い二色をベースにしてこのコーラポップを使うと、良い感じのグラデーションが作れるので、こちらも重ね付けするのが好きです。
三色ともウォームトーンの色味なので、全体的にイエベの私の肌には馴染みやすいカラーです。
■おわりに
ブラッシュポップとソルベポップは大変使いやすく、コーラポップも秋冬らしい赤みカラーで、思ったより使いやすい組み合わせでした。
私は普段、コーラポップのような濃いカラーのチークは使わないので、最初難易度が高く思えたのですが、だからこそ、このパレットのお陰でメイクの幅が広がったとも言えます。
二年連続で購入したクリニークのチークパレットですが、今年も非常に満足度が高かったです。
今後もクリニークからチークパレットが出たら、多分買ってしまうと思います…。